日本の文学賞

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内田 とむ

うちだ とむ

Uchida Tomu

ペンネーム: トム山内短編やコラムで用いる筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1980-04-12 (神奈川県横浜市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
神奈川県横浜市(出生〜幼少期) → 東京都文京区(執筆・在住) → パリ(留学・短期滞在)

経歴

職業
小説家, エッセイスト
活動期間
2004年〜
所属
早稲田文学会
所属団体
東京文芸協会
影響を受けた人物
村上春樹, 川上未映子, 中島らも

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学科
学位: 文学士
期間: 1999-2003
卒業年: 2003
国: 日本
在学中より同人誌で短編を発表

受賞歴

若手文学賞
2010
対象作品: 紙の庭
主催: 日本文芸振興会
結果: 受賞
新風文学賞
2014
対象作品: 彼方の棘
部門: 長編小説部門
主催: 新風文学会
結果: 受賞
優秀エッセイ賞
2019
対象作品: 街角の言葉
主催: 日本エッセイスト協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 飢餓海峡

    『飢餓海峡』は内田吐夢による受賞対象で、文学賞の枠を越えて舞台・映像・美術などの表現として評価された。

    書籍ではなく、表現活動そのものが評価された受賞対象。

    映画社会犯罪

作品

代表作

彼方の棘

2013年 現代小説 312ページ

都市に生きる若者たちの喪失と再生を描く長編。過去の家族関係を巡る記憶と、それに伴う選択を丁寧に描写する。

喪失親子関係都市生活
映像化・舞台化
  • [映画] 彼方の棘 / 佐藤健太郎 (2016)
翻訳
  • 英訳: Thorns Beyond (2015)
  • 仏訳: Epines d'Ailleurs (2017)

夜の目撃者

2017年 ミステリ 256ページ

ある夜に起きた小さな事件を発端に、登場人物たちの記憶と事実が絡み合う。視点の切り替えで真相が徐々に明らかになる構成。

記憶と真実視点の多重性
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 夜の目撃者 / 中村理恵 (2019)
翻訳
  • 英訳: Night Witness (2020)

風化する声

2021年 短編小説集 220ページ

短篇を通じて「記憶の痕跡」をテーマにした作品集。日常の断片から歴史や家族の影を透かし見る短篇が並ぶ。

記憶の痕跡日常の裂け目
翻訳
  • 英訳: Voices in Decay (2022)

全著作

  • 紙の庭(短篇集, 2009)
  • 彼方の棘(長編, 2013)
  • 夜の目撃者(長編, 2017)
  • 街角の言葉(エッセイ集, 2018)
  • 風化する声(短篇集, 2021)
  • 夏の終わりの音(中編, 2023)

翻案

  • 彼方の棘 — 映画化(2016)
  • 夜の目撃者 — テレビドラマ化(2019)

作品の翻訳

  • 彼方の棘 — 英語: Thorns Beyond (2015)、仏語: Epines d'Ailleurs (2017)
  • 夜の目撃者 — 英語: Night Witness (2020)
  • 風化する声 — 英語: Voices in Decay (2022)

作風・主題

文体
抒情的で内省的な文体緻密な心理描写都市の風景を背景にした静かな語り
頻出モチーフ
記憶と喪失都市の孤独親子関係食卓や日常の風景

評価・遺産

都市に生きる個人の内面を繊細に描き、現代日本文学における家族と記憶の描写に新たな視点を与えた作家として評価される。映画やドラマ化を通じて幅広い読者層に届いた。

関連学会

  • 日本現代文学会

資料所蔵先

  • 早稲田大学図書館近代文学資料室(原稿・関連資料所蔵)
  • 神奈川県立図書館(作家コーナー)

大衆文化への影響

  • 『彼方の棘』の映画化により主題歌や舞台挿入曲が話題となる
  • 若手俳優による舞台化で新しいファン層を獲得

引用

  • 記憶は消えるものではなく、いつでも重なり合って風景を変えるのだと思います。
    出典: 雑誌インタビュー(『文芸フォーラム』2018年7月号) (2018年)
  • 日常の細部にこそ物語は潜んでいる。
    出典: 『街角の言葉』序文(2018) (2018年)

豆知識

  • 大学時代にジャズピアノを学んでいた
  • 執筆前には必ず珈琲を淹れる習慣がある
  • 短編執筆の際に街角の会話を録音して素材にすることがある