日本の文学賞

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上野 歩

うえの あゆむ

Ueno Ayumu

プロフィール

性別
男性
生誕
1962-05-27 (東京都墨田区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都墨田区(下町)

経歴

職業
小説家, 作家, エッセイスト, 元記者, 非常勤講師
活動期間
1994年〜
所属
専修大学 非常勤講師(1995–1998、2003–2006)

学歴

専修大学
文学部 / 国文学科
国: 日本
卒業論文の提出が締め切りに3分間遅れ、留年したというエピソードがあるが、専修大学を卒業したとされる。

受賞歴

小説すばる新人賞
1994
対象作品: 恋人といっしょになるでしょう
主催: 集英社
結果: Winner
髪っぴー大賞
2018
対象作品: キリの理容室
主催: 髪っぴー大賞実行委員会
結果: Winner
全国学校図書館協議会選定
2023
対象作品: お菓子の船
主催: 全国学校図書館協議会
結果: Selected

受賞・候補エディション

作品

代表作

恋人といっしょになるでしょう

1994年 小説

デビュー作。人間関係や恋愛を繊細に描いた短編/中編作品。

恋愛人間関係現代生活

チャコールグレイ

1995年 小説

都市生活や個人の内面を題材にした小説。

都市孤独自己探求

朝陽のようにそっと

1998年 小説

日常の小さな出来事と人間模様を静かに描く作品。

日常家族再生

愛は午後

2001年 小説

上野の私小説的要素を含む中編。卒論の提出遅延の体験など私的経験がモチーフになっている。

私小説回想恋愛

鳴物師 音無ゆかり 事件ファイル

2011年 ミステリ

〈鳴物師〉を名乗るヒロイン、音無ゆかりが関わる事件を扱うシリーズ的な作品。

ミステリ探偵人間模様
翻訳
  • 2017年に文芸社文庫NEOで改題・再刊

削り屋

2015年 小説

職業や職人をテーマにした作品群のひとつ。職場や仕事の細部を描く。

職業職人職場

キリの理容室

2018年 小説

理容室を舞台に職業や人間関係を描いた作品。第17回髪っぴー大賞を受賞。

職業理容地域社会

就職先はネジ屋です

2019年 小説

工場や働く人々を描いた労働を題材にする小説。

労働工場職場

鋳物屋なんでもつくれます

2020年 小説

鋳物屋(いものや)の職人世界と地域社会を描く物語。

職人地域ものづくり

お菓子の船

2023年 小説

児童・YAから読みやすい語り口で家族や地域の物語を紡ぐ作品。全国学校図書館協議会選定図書。

家族地域成長

全著作

  • 恋人といっしょになるでしょう(1994年)
  • チャコールグレイ(1995年)
  • 朝陽のようにそっと(1998年)
  • 愛は午後(2001年)
  • 鳴物師 音無ゆかり 事件ファイル(2011年)
  • 鳴物師 音無ゆかり 依頼人の言霊(2017年 文芸社文庫NEO)
  • 削り屋(2015年)
  • わたし、型屋の社長になります(2015年)
  • 墨田区吾嬬町発ブラックホール行き(2016年)
  • 探偵太宰治(2017年)
  • キリの理容室(2018年)
  • 就職先はネジ屋です(2019年)
  • 市役所なのにココまでするの!?(2020年)
  • 鋳物屋なんでもつくれます(2020年)
  • 労働Gメンが来る!(2021年)
  • 天職にします!(2021年)
  • 料理道具屋にようこそ(2022年)
  • あなたの職場に斬り込みます!(2022年)
  • お菓子の船(2023年)
  • 葬る(2023年)
  • ご近所トラブルシューター(2024年)

作風・主題

文体
職業や職人の視点を丁寧に描くリアリズム寄りの文体親しみやすい語り口
頻出モチーフ
職業・仕事下町職人職場の細部地域社会

評価・遺産

職業や働く人々を温かく描く作風で知られ、地域や職人を題材にした作品群が評価されている。学校図書館での選定など子ども・若年層への届きもある。

引用

  • 実は長いこと冬眠状態でいました。自分がどういう小説を書いたらいいのか分からなくなっていたのです。その間、さまざまな分野のプロフェッショナルに会いました。皆さん、自らの職業に誇りと気概を持っていて、僕に“仕事”をテーマとする小説を書くことを教えてくれたのです。
    出典: 『小説すばる』2017年3月号(巻末エッセイ「カーテンコール」) (2017年)
  • 「ノーベル文学賞をとれますように」という短冊を付けたと自嘲するエピソードがある。
    出典: 大学時代の七夕の短冊に関するエピソード

豆知識

  • 大学卒業時に卒業論文の提出が締め切りに3分間遅れ、留年したというエピソードがある。
  • 下町(東京都墨田区)出身で生家はプラスチック成形加工の家内工業だった。
  • 中学生時代に叔父に初めてビールを飲ませられ、高校時代には『イケル口』になったと記述している。
  • 1994年に『恋人といっしょになるでしょう』で第7回小説すばる新人賞を受賞してデビューした。
  • 2011年まで長期間新作が途絶えた時期があり、その後仕事をテーマにした小説を書くようになった。