日本の文学賞

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梅原 猛

うめはら たけし

Umehara Takeshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-03-20 (宮城県仙台市)
死没
2019-01-12 (京都府京都市) 93歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
宮城県仙台市 → 愛知県知多郡(南知多町・岡崎市周辺) → 京都市

経歴

職業
哲学者, 評論家, 大学教員, 作家
活動期間
1952年〜2019年
所属
立命館大学(元教授), 京都市立芸術大学(元学長・名誉教授), 国際日本文化研究センター(初代所長・名誉教授), 日本ペンクラブ(元会長), ものつくり大学(初代総長)
所属団体
日本ペンクラブ, 九条の会(呼びかけ人)
影響を受けた人物
西田幾多郎, 田辺元, 山内得立, 田中美知太郎, 和辻哲郎, 鈴木大拙, 上山春平, 桑原武夫, アリストテレス, ルネ・デカルト, ヘラクレイトス, マルティン・ハイデッガー, フリードリヒ・ニーチェ
影響を与えた人物
東浩紀, 井沢元彦, やすいゆたか

学歴

旧制第八高等学校(名古屋)
教養部 / 文科
期間: 〜1945
卒業年: 1945
国: 日本
旧制高等学校(名古屋)
京都大学文学部哲学科
文学部 / 哲学科
学位: 学士
期間: 1945-1948
卒業年: 1948
国: 日本
復学のうえ卒業
京都大学大学院特別研究生(哲学専攻)
期間: 1948-1949
卒業年: 1949
国: 日本
特別研究生として在籍

受賞歴

仏教伝道文化賞
1969
主催: 仏教伝道文化賞
結果: 受賞
毎日出版文化賞
1972
対象作品: 隠された十字架
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
大佛次郎賞
1974
対象作品: 水底の歌
主催: 大佛次郎賞
結果: 受賞
大谷竹次郎賞
1986
主催: 大谷竹次郎賞
結果: 受賞
中日文化賞
1991
主催: 中日新聞社
結果: 受賞
文化功労者
1992
主催: 日本政府
結果: 選出
NHK放送文化賞
1992
主催: NHK
結果: 受賞
京都市名誉市民
1998
主催: 京都市
結果: 称号授与
文化勲章
1999
主催: 日本政府
結果: 受章
日本文化デザイン大賞
2008
主催: 日本文化デザイン大賞
結果: 受賞
従三位(叙位)
2019
主催: 日本政府
結果: 叙位

受賞・候補エディション

大佛次郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 水底の歌 柿本人麻呂論

    『水底の歌 柿本人麻呂論』は、梅原猛による文学作品。1974年の受賞作として、題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が評価された。

    水底の歌 柿本人麻呂論は、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

    人間心理時代性土地

作品

代表作

地獄の思想

1967年 思想・哲学

古代から近代に至る地獄観をたどり、日本文学や思想との関係を論じた著作。

死生観宗教思想文学と宗教

隠された十字架 ― 法隆寺論

1972年 古代史・宗教史

法隆寺建立や聖徳太子に関する独自の仮説を提示し、国内外で論争を呼んだ研究。

古代日本史宗教と権力仏教研究

水底の歌 ― 柿本人麻呂論

1973年 文学研究・古典研究

柿本人麻呂の生涯と作品をめぐる大胆な再検討を行い、従来説に異を唱えた研究。

古代歌人研究史料解釈古典文学

笑いの構造

1972年 文化研究・哲学

虚無感を乗り越える方法としての「笑い」を哲学的に考察した論考。

笑い論実存主義批判文化研究

人類哲学序説

2013年 哲学・倫理学

西洋哲学の限定性を批判し、仏教の概念『草木国土悉皆成仏』を鍵に世界文明に通じる『人類哲学』を提唱した著作。

西洋哲学批判仏教思想グローバル哲学

全著作

  • 地獄の思想
  • 隠された十字架
  • 水底の歌
  • 笑いの構造
  • 仏教の思想
  • 人類哲学序説
  • 森の思想が人類を救う
  • 古事記(増補新版)
  • 梅原猛著作集(各巻)
  • ヤマトタケル(スーパー歌舞伎)

翻案

  • ヤマトタケル(スーパー歌舞伎)
  • オグリ(スーパー歌舞伎)
  • ギルガメシュ(戯曲・舞台)

作風・主題

文体
論考的随想的大衆向けの解説的文体
頻出モチーフ
怨霊草木国土悉皆成仏日本文化論自然崇拝仏教思想

健康

  • 肺炎
    2019-01
    2019年1月に肺炎により自宅で逝去
  • がん(罹患歴)
    年代不明・複数回
    がんとの闘病歴を抱えつつ著述・講演活動を継続

評価・遺産

梅原猛は西洋哲学の出発点から日本文化の深層へと踏み込み、独自の『梅原日本学』や『人類哲学』を提示した。大胆な仮説と幅広い著作群により学界だけでなく大衆文化にも影響を与え、文化勲章など多数の栄誉を受けた一方で学術的批判も受けた。

記念館・博物館

  • MIHO MUSEUM(初代館長として関与) 滋賀県(甲賀周辺)

関連学会

  • 国際日本文化研究センター(所長)

資料所蔵先

  • 国際日本文化研究センターアーカイブ
  • 京都市立芸術大学アーカイブ

大衆文化への影響

  • スーパー歌舞伎台本の提供(ヤマトタケル/オグリ など)
  • 戯曲『ギルガメシュ』の舞台化・海外上演

引用

  • 多神教は一神教より本質的に寛容であり優れている。
    出典: 著作・対談等
  • 原発事故は『文明災』である。
    出典: 東日本大震災復興構想会議での発言 (2011年)

豆知識

  • 私生児として生まれ、幼少期に伯父に養育された
  • 京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長、ものつくり大学初代総長など多数の役職を務めた
  • 著作『隠された十字架』『水底の歌』『人類哲学序説』などで知られる