日本の文学賞

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輪渡 颯介

わたり そうすけ

Watari Sōsuke

ペンネーム: わわたり そうすけデビューから2作目まで使用していた読み, わたり そうすけ2009年4月の3作目『無縁塚』刊行時より使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1972-01-01 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都

経歴

職業
時代小説家, 推理作家
活動期間
2008年〜

学歴

明治大学
国: 日本

受賞歴

メフィスト賞
2008
対象作品: 掘割で笑う女
主催: 講談社
結果: Winner

受賞・候補エディション

メフィスト賞 1回登壇
  1. 受賞作: 掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南

    浪人・左門が掘割で起きる怪事件と妖怪譚を追う長編。時代小説の舞台にミステリ要素を織り込んだデビュー作。

    浪人・左門が掘割で起きる怪事件と妖怪譚を追う長編。

    妖怪人情ミステリー

作品

代表作

掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南

2008年 時代小説 / 推理小説

浪人・左門が掘割で起きる怪事件と妖怪譚を追う長編。時代小説の舞台にミステリ要素を織り込んだデビュー作。

妖怪人情ミステリー

百物語 浪人左門あやかし指南

2008年 時代小説 / 推理

シリーズ第2作。百物語にまつわる怪異と人間模様を描く一篇。

語り幽霊江戸情緒

無縁塚 浪人左門あやかし指南

2009年 時代小説 / 推理

血縁や縁を断たれた者たちにまつわる無縁塚をめぐる怪異が描かれるシリーズ第3作。刊行時にペンネームの読みを変更。

怨霊

狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南

2010年 時代小説 / 妖怪譚

狐憑きと言われる娘と、その周囲で起きる事件を描いた物語。人情味ある語りで妖怪と人間の関係を掘り下げる。

因縁人情

古道具屋 皆塵堂

2011年 怪奇小説 / 連作短篇

古道具屋を舞台に、店に集まる古物を巡る怪異譚を綴った連作集。日常と異界が交錯する描写が特徴。

古道具怪異日常と非日常

猫除け 古道具屋 皆塵堂

2012年 怪談 / 時代風味

古道具屋をめぐる短編。猫にまつわる因縁が鍵となる一編。

因縁民間伝承

蔵盗み 古道具屋 皆塵堂

2013年 怪奇 / 推理

蔵を舞台にした盗みとそこに絡む怪異を描く一篇。

盗み幽霊謎解き

迎え猫 古道具屋 皆塵堂

2014年 怪談

店に現れる猫を巡り、過去の因縁と現在が結びつく物語。

過去の因縁再生

祟り婿 古道具屋 皆塵堂

2015年 怪奇

家に嫁いだ者に降りかかる祟りと古道具の接点を描く。

祟り家族古物

影憑き 古道具屋 皆塵堂

2015年 怪異譚

影に憑かれるという設定を通じて、人間の弱さと怪異を描く。

憑依心理

夢の猫 古道具屋 皆塵堂

2016年 幻想譚

夢と現実が交錯する中で猫を通じた奇妙な出来事が展開する。

境界

呪い禍 古道具屋 皆塵堂

2021年 怪談

呪いが連鎖していく様を描いた中編。シリーズの世界観を拡張する一作。

連鎖する呪い共同体後悔

髪追い 古道具屋 皆塵堂

2022年 怪談

髪に纏わる逸話を中心に据えた怪談。細やかな人物描写が光る。

恨み記憶

怨返し 古道具屋 皆塵堂

2023年 怪奇 / 時代風味

怨みが返るという伝承をモチーフに描かれた一篇。復讐と和解が主題。

復讐和解因果

闇試し 古道具屋 皆塵堂

2023年 怪談

暗闇にまつわる試練と怪異を描く。短篇形式で展開する物語。

暗闇試練恐怖

捻れ家 古道具屋 皆塵堂

2024年 怪奇

家屋に宿る歪んだ歴史とそこに関わる人々を描いた作品。

家屋歪み過去の影

藁化け 古道具屋 皆塵堂

2024年 妖怪譚

藁人形や藁にまつわる伝承を題材にした怪異譚。

藁人形郷土伝承恐怖

夢の痕 古道具屋 皆塵堂

2025年 幻想怪談

夢の痕跡が現実に影響を及ぼすさまを描いた最新作。

夢の痕現実の侵食記憶

溝猫長屋 祠之怪

2016年 怪談連作

長屋を舞台に、祠(ほこら)に関する怪異を描いた連作集。

長屋共同体

優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪

2017年 怪談

見かけは優しいが根深い悪霊にまつわる事件を描く。

悪霊誤解救済

欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪

2017年 怪談 / 推理要素

童霊による欺きとそれを巡る人間模様を描く。

童霊欺き再生

物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪

2018年 時代怪談 / アクション要素

物の怪に斬りかかる場面を描き、怪異と剣戟が交錯する物語。

物の怪斬劇勇気

別れの霊祠 溝猫長屋 祠之怪

2018年 怪談

別れをテーマにした祠の怪異とそこにまつわる人物の物語。

別れ追憶

怪談飯屋古狸

2019年 怪談 / 連作短篇

食堂を舞台に、客や店主に起きる怪異を描いた連作集。

飯屋怪談人間模様

祟り神 怪談飯屋古狸

2020年 怪談

祟りを司る神にまつわる事件を描く一編。

祟り郷土

攫い鬼 怪談飯屋古狸

2020年 怪談 / ホラー

攫いを行う鬼にまつわる恐怖譚。食堂を舞台にした異聞。

攫い恐怖

ばけたま長屋

2014年 怪談

長屋を舞台にした妖怪譚集。短篇形式で様々な怪異を収める。

長屋妖怪日常の異変

悪霊じいちゃん風雲録

2020年 ユーモア怪談

悪霊じいちゃんをめぐる騒動をユーモラスに描いた作品。

悪霊ユーモア家族

Day to Day(エッセイ「〈5月11日〉」)

2021年 エッセイ

アンソロジー収録のエッセイ「〈5月11日〉」。作家の私的な記述を含む短文。

随筆私的記録

五分後にホロリと江戸人情(寄稿「みんな仲良く」)

2022年 寄稿 / 短篇

アンソロジーへの短篇寄稿「みんな仲良く」。江戸人情をテーマにした短編。

江戸人情短篇

全著作

  • 掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南
  • 百物語 浪人左門あやかし指南
  • 無縁塚 浪人左門あやかし指南
  • 狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南
  • 古道具屋 皆塵堂
  • 猫除け 古道具屋 皆塵堂
  • 蔵盗み 古道具屋 皆塵堂
  • 迎え猫 古道具屋 皆塵堂
  • 祟り婿 古道具屋 皆塵堂
  • 影憑き 古道具屋 皆塵堂
  • 夢の猫 古道具屋 皆塵堂
  • 呪い禍 古道具屋 皆塵堂
  • 髪追い 古道具屋 皆塵堂
  • 怨返し 古道具屋 皆塵堂
  • 闇試し 古道具屋 皆塵堂
  • 捻れ家 古道具屋 皆塵堂
  • 藁化け 古道具屋 皆塵堂
  • 夢の痕 古道具屋 皆塵堂
  • 溝猫長屋 祠之怪
  • 優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪
  • 欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪
  • 物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪
  • 別れの霊祠 溝猫長屋 祠之怪
  • 怪談飯屋古狸
  • 祟り神 怪談飯屋古狸
  • 攫い鬼 怪談飯屋古狸
  • ばけたま長屋
  • 悪霊じいちゃん風雲録
  • Day to Day(エッセイ「〈5月11日〉」)
  • 五分後にホロリと江戸人情(寄稿「みんな仲良く」)

作風・主題

文体
時代小説と推理要素を融合させた語り口妖怪譚や民間伝承を現代的に再構成する簡潔な文体
頻出モチーフ
妖怪幽霊古道具人情

評価・遺産

時代小説と推理の要素を組み合わせた作風でデビューし、シリーズ作品を着実に発表している。2008年のメフィスト賞受賞で注目を集め、妖怪や民間伝承を題材にした現代的な怪談で評価されている。

豆知識

  • 2008年に『掘割で笑う女』で第38回メフィスト賞を受賞しデビューした。
  • 明治大学卒業。
  • ペンネームの読みを2009年に「わわたり」から「わたり」に変更した。