オール讀物新人賞
1回登壇
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受賞作: たぬきの戦場
民話的な題名と戦場の語を組み合わせ、滑稽さと不穏さを同時に漂わせる短編。人間の争いや社会の歪みを、寓話的な視点から照らす。
笑いの形を借りて、戦いのばかばかしさが浮かび上がる。
短編寓話戦争風刺民話性
やまぐち しろう
Yamaguchi Shirō
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 文学部 | 日本文学科 | 文学士 (B.A.) | 1992-1996 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | 芥川賞 | 夜明けの砂 | — | 文藝春秋 | winner |
| 2018 | 野間文芸賞 | 海の記憶 | — | 講談社 | winner |
民話的な題名と戦場の語を組み合わせ、滑稽さと不穏さを同時に漂わせる短編。人間の争いや社会の歪みを、寓話的な視点から照らす。
笑いの形を借りて、戦いのばかばかしさが浮かび上がる。
第二次世界大戦後の地方都市を舞台に、失われた家族の記憶と再生を描く短編小説。時間の断片を織り交ぜた構成と抑制の効いた文体が特徴。
港町を舞台に、世代をまたいだ喪失と和解を描く長篇。海と記憶を巡る叙情的な筆致が特徴で、社会的記憶の継承を問い直す作品。
都市と郊外の境界に生きる人々の断片を集めた短編集。写真的に切り取られる日常と孤独が反復する。
山口志郎は戦後から現代にかけての記憶と日常を繊細に描き出す作家として評価され、映画や舞台化を通じて広い読者層に影響を与えた。抑制的で詩的な文体は日本現代文学の一側面を象徴している。
言葉は岸辺だ。そこから海を渡るのだ。
小説は記憶を編む行為である。