日本の文学賞

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山川 健一

やまかわ けんいち

Yamakawa Kenichi

プロフィール

性別
男性
生誕
1953-07-19 (千葉県千葉市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
千葉市(出生) → 東京都(早稲田在住・在学) → 山形県(東北芸術工科大学勤務)

経歴

職業
小説家, 作家, ロック評論家, ミュージシャン, 大学教員, 編集者
活動期間
1970年〜
所属
東北芸術工科大学(教授), アメーバブックス(取締役編集長)
影響を受けた人物
ローリング・ストーンズ, フェイセズ, ボブ・マーリー, ブルース

学歴

千葉県立千葉中学校・高等学校
期間: 在籍期間不明
国: 日本
地元の中高一貫校を卒業
早稲田大学
商学部
期間: 在学期間不明
国: 日本
在学中に「天使が浮かんでいた」で早稲田キャンパス文芸賞を受賞

受賞歴

早稲田キャンパス文芸賞
対象作品: 天使が浮かんでいた
主催: 早稲田大学
結果: 受賞
群像新人文学賞(優秀作)
1977
対象作品: 鏡の中のガラスの船
部門: 優秀作
主催: 群像
結果: 選出

受賞・候補エディション

作品

代表作

壜の中のメッセージ

1981年 小説

ロックや旅の要素を織り交ぜた作品。日常と幻想が交錯する短篇/長篇を含む。

音楽孤独青春

鏡の中のガラスの船

1981年 小説

初期の代表作の一つ。自己探索や人間関係の機微を描く。

自己探索関係性音楽

ライダーズ・ハイ

1984年 小説(オートバイ文学)

オートバイに情熱を燃やす人々を描いた作品。疾走感と郷愁が交差する。

オートバイ自由仲間

星とレゲエの島

1985年 小説

レゲエやジャマイカ文化の影響を受けた物語。音楽と風景が重なる作品。

音楽レゲエ異文化

ロックス

1986年 小説

ロックを主題にした作品群の一つ。音楽への愛着と人物描写が中心。

ロック音楽若者

スパンキング・ラヴ

1995年 小説(官能)

倒錯性愛や欲望を題材にした作品群の一つ。1990年代に発表された官能的なテーマを扱う作品。

欲望倒錯性愛

全著作

  • 壜の中のメッセージ(1981)
  • 鏡の中のガラスの船(1981)
  • さよならの挨拶を(1981)
  • 窓にのこった風(1982)
  • パーク・アベニューの孤独(1983)
  • サンタのいる空(1983)
  • 綺羅星(1983)
  • ライダーズ・ハイ(1984)
  • コーナーの向こう側へ(1984)
  • 水晶の夜(1984)
  • サザンクロス物語(1985)
  • 星とレゲエの島(1985)
  • ロックス(1986)
  • 雨の日のショート・ストッパーズ(1986)
  • クロアシカ・バーの悲劇(1986)
  • 追憶のルート19(1987)
  • チョコレートの休暇(1988)
  • 真夏のニール(1988)
  • ティガーの朝食(1989)
  • 蜂の王様(1989)
  • ブランク・セヴンティーズ(1989)
  • セイヴ・ザ・ランド(1989)
  • 凍えた薔薇(1991)
  • ジゴロたちの航海(1992)
  • マシンの見る夢(1992)
  • カーズ(1993)
  • Joy(1993)
  • ふつつかな愛人達(1993)
  • カナリア(1993)
  • ママ・アフリカ(1993)
  • 僕らは嵐のなかで生まれた 第1部(1993)
  • 安息の地(1994)
  • 多重人格の女神(1995)
  • スパンキング・ラヴ(1995)
  • 欲望(1995)
  • 窓の外を眺めながら、部屋のなかに座っている。Fragment1990-1995(1995)
  • b.とその愛人(1997)
  • 君たちは世界の新しい王様(僕らは嵐のなかで生まれた 2)(1997)
  • アップル・ジャム(1997)
  • ジーンリッチの復讐(2001)
  • ニュースキャスター(2001)
  • 黒革と金の鈴(2003)
  • 歓喜の歌(2003)
  • 夜の果物、金の菓子(2006)
  • ここがロドスだ、ここで跳べ!(2010)
  • 人生の約束(2015)
  • 問題児 三木谷浩史の育ち方(2018)

作家による翻訳

  • ブライアン・プレストン『ポット・プラネット マリワナ・カルチャーをめぐる冒険』 (太田出版, 2003)
  • ニック・ブロウンリー『大麻 聖なる植物』 (太田出版, 2004)
  • テリー・タルノフ『アジアに堕ちた男 愛・と・ド・ラ・ッ・グ・を・めぐる・旅』 (太田出版, 2007)
  • テリー・タルノフ『太陽が沈む前に』 (太田出版, 2007)

作風・主題

文体
ロックや音楽的リズムを取り入れた口語的で軽快な文体エッセイとフィクションの境界を行き来する語り口観察的かつ感覚的な描写を重視するスタイル
頻出モチーフ
音楽(特にロック、レゲエ、ブルース)オートバイと旅欲望や倒錯的な愛自動車・クラシックカーニューエイジ的な霊性

評価・遺産

ロック文化と文学を結びつけた作家・評論家として評価される。オートバイや自動車、音楽を軸にした作品群は青春と回顧、欲望の主題で知られ、大学教員や編集者としての活動も通じて若い世代に影響を与えた。

資料所蔵先

  • 山川健一デジタル全集(公式サイト)

大衆文化への影響

  • ロックやオートバイを扱うサブカルチャー文脈での参照点となっている
  • 音楽・車関連のエッセイや著作が専門誌・愛好家の間で参照されることがある

豆知識

  • 1970年代から1980年代にかけてロック評論を執筆した経験がある
  • ザ・ルーディ、So Much Troubleなどのバンドでボーカルを務め、アルバムを発表した
  • オートバイ・カーマニアであり、それらを題材にした小説やエッセイを多数執筆
  • 1990年代以降はニューエイジやオーラ幻視といった主題にも傾倒した
  • 東北芸術工科大学の教授として芸術学部文芸学科の学科長を務め、2019年に定年退職