日本の文学賞

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朴 裕河

パク・ユハ

Park Yu-ha

プロフィール

性別
女性
生誕
1957-03-25 (ソウル特別市(大韓民国))
国籍
大韓民国
言語
韓国語, 日本語

経歴

職業
学者, 翻訳家, 著者, 評論家
活動期間
1980年〜
所属
世宗大学校
影響を受けた人物
夏目漱石, 大江健三郎, 柄谷行人

学歴

慶應義塾大学
文学部 / 国文科
学位: 学士
国: 日本
早稲田大学
文学研究科 / 日本近現代文学研究
学位: 博士(学術)
卒業年: 2003
国: 日本
学位論文『日本近代文学とナショナル・アイデンティティ』

受賞歴

日韓文化交流基金賞(第5回)
2004
対象作品: 反日ナショナリズムを超えて
主催: 日韓文化交流基金
結果: 受賞
大佛次郎論壇賞(第7回)
2007
対象作品: 和解のために
主催: 大佛次郎論壇賞選考委員会
結果: 受賞
アジア・太平洋賞(第27回) 特別賞
2015
対象作品: 帝国の慰安婦
部門: 特別賞
主催: アジア・太平洋賞選考委員会
結果: 受賞
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞(第15回)
2015
対象作品: 帝国の慰安婦
主催: 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 和解のために

    『和解のために』は朴裕河による2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。

    和解のためには、朴裕河の筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。

    受賞作人間関係記憶社会

作品

代表作

近代「小品」考

1993年 文学研究・評論

近代短篇や小品に関する文学史的・批評的考察をまとめた論考集。

近代文学短篇

反日ナショナリズムを超えて―韓国人の反日感情を読み解く

2005年 文化論・社会批評

日韓関係における反日感情の背景を分析し、両国関係の改善に向けた視点を提示する論考。

ナショナリズム日韓関係記憶

和解のために−教科書・慰安婦・靖国・独島

2006年 歴史認識・社会評論

教科書問題や慰安婦問題など日韓の主要な対立課題を取り上げ、和解に向けた議論を展開する。

和解歴史認識民族間対話

帝国の慰安婦 ― 植民地支配と記憶の闘争

2013年 歴史研究・記憶論

植民地支配の文脈で慰安婦問題を再検討し、記憶と歴史叙述の生成過程を分析した論考。

慰安婦問題植民地主義記憶の政治
翻訳
  • 帝国の慰安婦(日本語版)
  • 제국의 위안부(韓国語初出)
  • Comfort Women of the Japanese Empire(英語版)

全著作

  • 近代「小品」考(1993)
  • 反日ナショナリズムを超えて(2005)
  • 和解のために(2006)
  • 帝国の慰安婦(2013/2014)
  • 引揚げ文学論序説(2016)
  • 歴史と向き合う:日韓問題―対立から対話へ(2022)

翻案

  • 主戦場(出演・論争の対象となった議論を取り上げたドキュメンタリー、2019)

作家による翻訳

  • 夏目漱石の朝鮮語訳など(複数)

作品の翻訳

  • 帝国の慰安婦(英訳版、2024)

作風・主題

文体
学術的・分析的な文体論説的で論証を重視する記述
頻出モチーフ
記憶和解ナショナリズム植民地主義の影響

評価・遺産

朴裕河は日韓の歴史認識や記憶の問題をめぐる論者として国内外で影響力を持つ一方、特に『帝国の慰安婦』を巡る議論と訴訟で賛否両論を生み、学問と表現の自由、歴史認識のあり方についての重要な論点を提示した。

大衆文化への影響

  • 討論番組やドキュメンタリーでの議論の対象

引用

  • 歴史は記録をいろいろな教訓として整理してしまう、それをもう一度掘り起こして腑分けしてゆく。
    出典: 書評・選評等(選考委員コメント等) (2014年)

豆知識

  • 2013年刊行の著作『帝国の慰安婦』は日韓で大きな論争を巻き起こした。
  • 世宗大学校の日本文学科名誉教授として活動している。