日本の文学賞

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瀬川 裕司

せがわ ゆうじ

Yuji Segawa

プロフィール

性別
男性
生誕
1957-06-01 (広島県)
国籍
日本
言語
日本語, ドイツ語
居住地歴
広島県 → 東京都 → ベルリン(ドイツ)

経歴

職業
ドイツ文学者, 映画研究者, 映画評論家, 大学教員, 翻訳家
活動期間
1982年〜
所属
横浜国立大学 教育学部(専任講師→助教授), 明治大学(理工学部→国際日本学部)教授, ベルリン自由大学 演劇研究所(客員研究員)
影響を受けた人物
蓮實重彦, ギュンター・グラス, ペーター・ハントケ

学歴

広島大学附属中学校・高等学校
期間: 1970s
卒業年: 1975
国: 日本
東京大学 文学部
文学部 / 独語独文学科
学位: BA
期間: 1978-1982
卒業年: 1982
国: 日本
東京大学大学院 人文科学研究科(修士課程)
大学院 / 人文社会系研究科・文学部
学位: MA
期間: 1982-1985
卒業年: 1985
国: 日本
修士課程修了
ベルリン自由大学(留学)
期間: 1987-1988
国: ドイツ
奨学生として留学。映画観賞や研究を実施
東京大学大学院(博士課程)
大学院 / 人文社会系研究科・文学部
期間: 1985-1989
国: 日本
博士課程退学

受賞歴

文化庁 芸術選奨(新人賞)
2001
対象作品: 美の魔力 レーニ・リーフェンシュタールの真実
主催: 文化庁
結果: 受賞
芸術選奨 文部科学大臣賞
2002
対象作品: 美の魔力 レーニ・リーフェンシュタールの真実
主催: 文部科学省(文化庁関連)
結果: 受賞
フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞
2003
主催: ドイツ政府
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 美の魔力 - レーニ・リーフェンシュタールの真実

    『美の魔力 - レーニ・リーフェンシュタールの真実』は瀬川裕司の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

    『美の魔力 - レーニ・リーフェンシュタールの真実』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

    芸術表現受賞作

作品

代表作

ナチ娯楽映画の世界

2000年 映画史・研究

ナチ期の娯楽映画を通じて当時の映画産業と文化を分析する研究書。

ナチス時代の映画映画とプロパガンダ娯楽文化

美の魔力 レーニ・リーフェンシュタールの真実

2001年 伝記・映画研究

レーニ・リーフェンシュタールとの長時間対話に基づく分析と評伝。美学と政治の交錯を検証する。

人物研究映像美学歴史と記憶

映画都市ウィーンの光芒 オーストリア映画全史

2003年 映画史

オーストリア映画史を通して都市と映画文化の関係を描く通史的研究。

国別映画史都市と文化オーストリア映画

ビリー・ワイルダーのロマンティック・コメディ

2012年 映画批評

ビリー・ワイルダーの作品群をロマンティック・コメディの観点から読み解く批評書。

ジャンル分析ハリウッド史監督論

『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密

2015年 映画解説

代表作『サウンド・オブ・ミュージック』を中心に、名画の成り立ちと受容を解説する。

映画史受容史クラシック映画

『カサブランカ』 偶然が生んだ名画

2024年 映画史・評論

『カサブランカ』の制作と背景を掘り下げ、作品が名作となった要因を考察する。

映画史ハリウッド制作史

全著作

  • ナチ娯楽映画の世界(平凡社、2000)
  • 美の魔力 レーニ・リーフェンシュタールの真実(パンドラ、2001)
  • 映画都市ウィーンの光芒 オーストリア映画全史(青土社、2003)
  • ビリー・ワイルダーのロマンティック・コメディ(平凡社、2012)
  • ビリー・ワイルダーの映画作法(明治大学出版会、2012)
  • 『サウンド・オブ・ミュージック』の秘密(平凡社新書、2015)
  • 『新しき土』の真実(平凡社、2017)
  • 映画講義 ロマンティック・コメディ(平凡社新書、2020)
  • 物語としてのドイツ映画史(明治大学出版会、2021)
  • 『カサブランカ』 偶然が生んだ名画(平凡社、2024)

作家による翻訳

  • ロミー・シュナイダー 恋ひとすじに(編・訳/平凡社、1991)
  • ヴィム・ヴェンダース 映像(イメージ)の論理(共訳、河出書房新社、1992)
  • ヴィム・ヴェンダース 夢の視線(訳、河出書房新社、1994)
  • ダニエル・ケールマン 僕とカミンスキー(訳、三修社、2009)
  • フェーリクス・メラー 映画大臣 ゲッベルスとナチ時代のドイツ映画(共訳、白水社、2009)

作風・主題

文体
学術的で分析的な文体映画批評における明快な論述史料に基づく叙述
頻出モチーフ
映画と政治の関係映像の美学国・都市別の映画史

評価・遺産

ドイツ映画論や近現代映画史の研究・紹介を通じて、日本におけるドイツ映画理解を深めた研究者。評論・翻訳・教育活動を通じた幅広い影響がある。

豆知識

  • 中学時代から熱烈な映画ファンで、ベルリン留学中に千本以上のドイツ映画を観たとされる。
  • 1999年にレニ・リーフェンシュタールと長時間の対話を行い、その成果を2001年の著書にまとめた。
  • 2005〜2008年の東京でのドイツ映画祭では総合監修を務めた。
  • 多数のドイツ語作品を翻訳・共訳している。