芥川龍之介賞 あくたがわりゅうのすけしょう
死刑囚をめぐる夏の時間を通して、生と死、制度と個人の距離を乾いた筆致で描く中編。抑制された文体が緊張を高め、読後に重い余韻を残す。
夏の流れは、死刑を軸に丸山健二の視線が凝縮された受賞作である。