オール讀物推理小説新人賞 おーるよみものすいりしょうせつしんじんしょう
第2回(1963年)
推理小説短編小説
受賞者
2名「歪んだ朝」は、西村京太郎が初期に発表した本格推理小説。完全犯罪を思わせる事件の構図と、日常の表情が少しずつ歪んで見えてくる不穏さを軸に、後年のミステリー作家としての出発点を示す作品である。
穏やかな朝の輪郭が、事件を追うほどに歪んでいく。
253ページ
本格推理完全犯罪初期短編心理の歪み事件の構図
凶徒
「凶徒」は、野上竜が1963年のオール讀物推理小説新人賞を受けた推理短編。犯罪や暴力の気配を題名に刻んだ作品として受賞記録に残るが、単行本化・文庫化された書誌は確認できない。
犯罪の影を帯びた題名が、雑誌掲載短編としての鋭さを伝える。
推理短編犯罪新人賞受賞作オール讀物1960年代ミステリー