文學界新人賞 ぶんがくかいしんじんしょう
第109回(2009年 第2回開催)
文芸新人賞
受賞者
2名
ディヴィジョン
奥田真理子の『ディヴィジョン』は、「猿毛」を持って生まれた女性の生涯を関西弁の語りでたどる短編小説。愛憎の経験を通して、命と生きることの意味を問いかける。
関西弁の語りが、一人の女性の生を力強く運んでいく。
生と死愛憎身体関西弁
狭い庭
高校生の少年が見る不思議な夢の光景、夢を丹念に書き留める日記、新しくやって来た継母の奇妙な振る舞いが重なり、日常が少しずつ歪んでいく小説。繊細な文体で不穏な気配を描く。
夢の記録と継母の振る舞いが、少年の日常をゆっくりと異様なものへ変えていく。
思春期夢家族日常の歪み