中古文学会賞 ちゅうこぶんがっかいしょう
第13回(2020年)
学術賞
受賞者
2名
『為信集』成立年代の再検討
『為信集』に収められた歌とその伝承を読み直し、同集がいつ、どのような背景で成立したのかを再検討する論文である。為信を紫式部の外祖父とみなす従来の理解にも問いを投げかけ、平安末期から鎌倉初期にかけての物語と和歌の受容を考える手がかりを示す。
『為信集』の成立年代を捉え直し、物語と和歌が交差する時代の受容へ視野を開く研究。
15ページ
為信集成立年代平安末期鎌倉初期和歌源氏物語受容
玉鬘の物語における女房集め
『源氏物語』の玉鬘をめぐり、彼女に仕える女房が新たに集められる場面を読み解く論文。女房たちの配置が物語の展開にどのように働き、後続する物語との関係をどのように照らすかを考察する。
玉鬘に仕える女房たちを集める場面から、物語を動かす人物配置を読み直す研究。
15ページ
源氏物語玉鬘女房物語構成平安文学