太宰治賞 だざいおさむしょう
約束の日、旗笙子は現れるはずの恋人・真崎を待っている。真崎との関係や過去の出来事を思い返すうちに、旗は突然の不安に駆られていく。会えない人々の姿を通して、現代に生きる人の存在の不確かさを描く小説。
会えない人を待つ時間が、旗のなかの不安を呼び起こしていく。