日本の文学賞

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藤本義一文学賞 ふじもとぎいちぶんがくしょう

第3回(2017年)

現代小説SF小説

受賞者

9名
相田徹 あいだ てつ 最優秀賞

第3回藤本義一文学賞の最優秀賞受賞作。キーワード「虫」をめぐる受賞作品集『第3回 藤本義一文学賞』に収録され、題名の「クサやん」を通じて、身近な生き物や人間関係を物語化した短編として確認できる。

虫という小さな存在から、人の暮らしと感情の輪郭が浮かび上がる。

294ページ
短編小説生活人情受賞作品集
戸川桜良 とがわ さくら 優秀賞

第3回藤本義一文学賞の優秀賞受賞作。キーワード「虫」を掲げた受賞作品集『第3回 藤本義一文学賞』に収録され、色の名を手がかりに感覚や記憶を扱う短編として確認できる。

色の名をたどることで、言葉にしにくい感情の記憶が立ち上がる。

294ページ
色彩記憶短編小説受賞作品集
奈古英子 なご えいこ 優秀賞

『耳』は、第3回藤本義一文学賞の優秀賞受賞作です。課題語「虫」を掲げた同回の受賞作品集『第3回藤本義一文学賞』に収録され、耳という身体感覚を題名に据えた短編として、見えない気配や声への感受性を想起させます。

第3回藤本義一文学賞の優秀賞として、受賞作品集『虫』に収められた短編です。

294ページ
身体感覚気配公募文学賞
安田彰吾 やすだ しょうご 特別賞

『虫の知らせ』は、第3回藤本義一文学賞の特別賞受賞作です。課題語「虫」を直接題名に含み、理由のない予感や胸騒ぎをめぐる日本語の慣用表現を、短編小説の入口として立ち上げる作品です。

「虫」という課題語を、予感をめぐる慣用表現として響かせる受賞短編です。

294ページ
予感胸騒ぎ短編公募文学賞
一條瑛里 いちじょう えり 特別賞

『黄水仙』は、第3回藤本義一文学賞の特別賞受賞作です。課題語「虫」を共有する作品集の一篇で、花の名を題名に置くことで、季節の色彩や記憶の手触りを短編の焦点に集めています。

花の名を題名に、季節感と記憶の気配を呼び込む特別賞受賞作です。

294ページ
季節記憶短編
しげのぶ真帆 しげのぶ まほ 特別賞

『うつせみの子ども』は、第3回藤本義一文学賞の特別賞受賞作です。「うつせみ」という語に、人の世、抜け殻、はかない存在感が重なり、課題語「虫」とも響き合う題名を持つ短編です。

「うつせみ」の多義性が、子どもと虫の気配を重ねる受賞短編です。

294ページ
子どもうつせみはかなさ短編
古家英寿 ふるいえ ひでとし 特別賞

『君、つつがなきや』は、第3回藤本義一文学賞の特別賞受賞作です。古風な安否の言葉を題名にし、相手を気づかう呼びかけと、課題語「虫」が持つ小さな不安の感触を結びつけて読ませます。

安否を問う古風な呼びかけが、静かな不安を帯びる特別賞受賞作です。

294ページ
安否呼びかけ不安短編
松嶋チエ まつしま ちえ 特別賞

『あなたのスケアクロウ』は、第3回藤本義一文学賞の特別賞受賞作です。かかしを意味する外来語を題名に置き、見張るもの、追い払うもの、そこに立ち続けるもののイメージを、課題語「虫」の世界と交差させます。

かかしのイメージを通して、見守ることと遠ざけることを重ねる受賞短編です。

294ページ
スケアクロウ見張り孤独短編
三町公平 みまち こうへい 藤本義一の書斎 〜Giichi Gallery〜賞

『海の虫』は、第3回藤本義一文学賞の藤本義一の書斎 Giichi Gallery 賞受賞作です。海と虫という異なる生の場を題名で結び、課題語を水辺のイメージへ広げる短編として作品集に収録されています。

海と虫を結びつけ、課題語の世界を水辺へ広げる受賞短編です。

294ページ
水辺生命短編