日本の文学賞

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日経「星新一賞」 にっけいほししんいちしょう

第13回(2025年)

ショートショート短編小説

受賞者

1名
しゃみずい しゃみずい グランプリ
ゲノムの塔

2045年を舞台に、医学研究者・黛郁人が恩師・煤賀胤明博士に宛てた告白の書として綴られる手紙形式のSF短編。郁人は難病「リチャード」に苦しむ妻・睦を救うため、万能抗ウイルス剤「APOLLON」とゲノム上の知性付与トランスポゾン「ATHENA」を発見・開発した。しかしAPOLLONの投与によってATHENAまで破壊され、睦の知性は喪失していく。やがて郁人は、人類の知性はウイルスに寄生された結果であり、軌道エレベーター建設もまた寄生生物に操られた行動に過ぎないという恐るべき真実に行き着く。

Subject:恩師に奉る一書(私的懺悔を伴う覚書)

寄生と支配知性の本質自由意志科学の倫理愛と破壊ゲノムトランスポゾン軌道エレベーター