日本の文学賞

← 岸田國士戯曲賞に戻る

岸田國士戯曲賞 きしだくにおぎきょくしょう

第8回(1962年)

戯曲賞若手劇作家育成

受賞者

2名
宮本研 みやもと けん 受賞
日本人民共和国、メカニズム作戦

宮本研の初期戯曲二作を対象とする受賞。社会体制や機械化された組織をめぐる不安を、舞台上の対話と状況の圧力として描き、戦後演劇が抱えた政治性と実験性を示す。

戦後社会の制度と人間を、硬質な舞台空間のなかで問い直す。

戦後演劇政治体制組織機械化社会批評
八木柊一郎 やぎ しゅういちろう 受賞
波止場乞食と六人の息子たち、コンベヤーは止まらない

八木柊一郎の二つの戯曲を対象とする受賞。港湾や工場を思わせる場を通じて、働く人々の生活、貧しさ、近代化の圧力を舞台の緊張として描いた作品群である。

労働の現場に立つ人間の声を、舞台の切実な衝突として響かせる。

労働貧困近代化戦後社会戯曲