日本の文学賞

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三田文学新人賞 みたぶんがくしんじんしょう

第10回(2003年)

小説評論戯曲

受賞者

3名
片野朗延 かたの ろうえん 受賞
仮病

『仮病』は、片野朗延による第十回三田文学新人賞受賞作。『三田文学』掲載作として確認できるが、単行本・文庫としての刊行は確認できない。題名のとおり、病を装う行為を通じて、身体と心、社会とのずれを描いた作品として読める。

病を装うことが、心と社会のずれを浮かび上がらせる。

25ページ
新人文学身体仮病孤立三田文学
永野新弥 ながの しんや 受賞
ルッキング・フォー・フェアリーズ

『ルッキング・フォー・フェアリーズ』は、永野新弥による第十回三田文学新人賞受賞作。『三田文学』掲載作として確認でき、題名が示す妖精探しの感覚から、現実の中に別の兆しを求める若い感性がうかがえる。

妖精を探すという行為が、現実の手触りを少しだけ変えていく。

27ページ
新人文学妖精日常幻想三田文学
平井敦貴 ひらい あつたか 受賞
冬のコラージュ

『冬のコラージュ』は、平井敦貴による第十回三田文学新人賞受賞作。『三田文学』掲載作として確認でき、冬という季節とコラージュの手法を思わせる題名から、断片的な記憶や場面を重ねる作品として位置づけられる。

冬の断片を貼り合わせるように、記憶と場面が重なっていく。

26ページ
新人文学記憶断片三田文学