直木三十五賞 なおきさんじゅうごしょう
第143回(2010年)
大衆文学小説
受賞者
1名
小さいおうち
中島京子の長編小説。昭和初期の東京郊外に建つ赤い三角屋根の小さな洋館を舞台に、女中タキが晩年に綴る記憶から、奥様との日々と秘められた恋の出来事が浮かび上がる。懐かしさの奥に、戦争へ向かう時代の影と語られなかった感情がにじむ。
赤い屋根の小さな家に、懐かしくも苦い記憶が眠っている。
319ページ
昭和初期女中の記憶家族と恋戦争の影回想