日本の文学賞

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中島京子

なかじま きょうこ

Nakajima Kyoko

プロフィール

性別
女性
生誕
1964-03-23 (東京都杉並区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都杉並区 → 埼玉県和光市 → 東京都八王子市

経歴

職業
小説家, エッセイスト
活動期間
2003年〜
ノミネート
野間文芸新人賞(候補、2003年), 吉川英治文学新人賞(候補、2006年、『イトウの恋』), 吉川英治文学新人賞(候補、2007年、『均ちゃんの失踪』), 吉川英治文学新人賞(候補、2008年、『冠・婚・葬・祭』)

学歴

共立女子第二高等学校
国: 日本
東京女子大学
文理学部 / 史学科
学位: 学士
国: 日本
卒業

受賞歴

直木三十五賞
2010
対象作品: 小さいおうち
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: 受賞
広島本大賞
2011
対象作品: ハブテトル ハブテトラン
主催: 広島本大賞実行委員会
結果: 受賞
泉鏡花文学賞
2014
対象作品: 妻が椎茸だったころ
主催: 泉鏡花文学賞選考委員会
結果: 受賞
河合隼雄物語賞
2015
対象作品: かたづの!
主催: 河合隼雄物語賞運営委員会
結果: 受賞
歴史時代作家クラブ賞
2015
対象作品: かたづの!
部門: 作品賞
主催: 歴史時代作家クラブ
結果: 受賞
中央公論文芸賞
2015
対象作品: 長いお別れ
主催: 中央公論新社
結果: 受賞
柴田錬三郎賞
2015
対象作品: かたづの!
主催: 柴田錬三郎賞運営委員会
結果: 受賞
日本医療小説大賞
2016
対象作品: 長いお別れ
主催: 日本医療小説大賞実行委員会
結果: 受賞
紫式部文学賞
2020
対象作品: 夢見る帝国図書館
主催: 紫式部文学賞選考委員会
結果: 受賞
芸術選奨(文部科学大臣賞)
2022
対象作品: ムーンライト・イン / やさしい猫
主催: 文化庁
結果: 受賞
吉川英治文学賞
2022
対象作品: やさしい猫
主催: 吉川英治文学賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 小さいおうち

    中島京子の長編小説。昭和初期の東京郊外に建つ赤い三角屋根の小さな洋館を舞台に、女中タキが晩年に綴る記憶から、奥様との日々と秘められた恋の出来事が浮かび上がる。懐かしさの奥に、戦争へ向かう時代の影と語られなかった感情がにじむ。

    赤い屋根の小さな家に、懐かしくも苦い記憶が眠っている。

    319ページ
    昭和初期女中の記憶家族と恋戦争の影回想
泉鏡花文学賞 1回登壇
  1. 『妻が椎茸だったころ』は、中島京子による受賞作品。対象賞の選考で評価された作品として、作者の関心や表現上の特色が凝縮されている。

    中島京子の受賞作『妻が椎茸だったころ』。

    192ページ
    受賞作現代文学書誌確認
柴田錬三郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: かたづの!

    かたづの!は、中島京子による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。

    かたづの!をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。

    受賞作未刊行確認文学賞
  1. 受賞作: 長いお別れ

    「長いお別れ」は中島京子による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

    長いお別れを手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

    263ページ
    受賞作現代文学人物描写記憶と時間
  1. 受賞作: かたづの!

    八戸南部氏の歴史と一角を持つ羚羊の語りを組み合わせ、東北の土地と女性の生を伸びやかに描く歴史小説。

    歴史の陰に置かれた声が、土地の記憶と物語の力でよみがえる。

    392ページ
    歴史小説東北女性史語り
  1. 受賞作: 長いお別れ

    『長いお別れ』は、中島京子による小説で、2016年の受賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。

    中島京子の『長いお別れ』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。

    263ページ
    受賞作書誌確認現代文学
紫式部文学賞 1回登壇
  1. 帝国図書館を「主人公」に据え、上野の旧帝国図書館に通う作家志望の〈わたし〉と、喜和子という女性の記憶が交差する歴史小説。本と人がどう結び直されるのかを、明治から戦後に至る図書館の歩みと重ねて描く。

    図書館に心があったなら、そこにはどんな歴史が宿るのか。帝国図書館の歩みと、喜和子さんの記憶が静かに重なっていく。

    404ページ
    図書館明治から戦後の歴史上野本への愛記憶と再生
  1. 受賞作: ムーンライト・イン
  2. 受賞作: 無花果の森

    夫の暴力から逃れて地方都市に身を寄せた泉が、高齢の画家の家で働きながら、喪失のあとに残る愛と再生を見つめ直す長編。追いつめられた人間の孤絶と、そこからの再出発を描く。

    全てを失った男女の愛と再生を描く。

    575ページ
    再生DV地方都市女性
  1. 受賞作: やさしい猫

    日本で暮らすスリランカ人男性と母娘が、入管制度の壁に向き合う長編小説。

    当たり前の幸せが奪われたのは、彼がスリランカ出身の外国人だったから。

    410ページ
    家族社会派小説入管移民現代日本恋愛

作品

代表作

FUTON

2003年 小説

デビュー作。日常の景色や人物を繊細に描き出す作品。

日常人物描写出発と始まり

小さいおうち

2010年 小説

昭和期のある家とその家族をめぐる物語。記憶や世代間のズレを描く。

家族記憶昭和
映像化・舞台化
  • [映画] 小さいおうち / 山田洋次 (2014)

かたづの!

2014年 小説

地域や歴史を織り交ぜながら人物たちの営みを描いた長編。

地域歴史人間模様

長いお別れ

2015年 小説

別れや老い、家族の絆を静かに見つめる作品。

別れ老い家族
映像化・舞台化
  • [映画] 長いお別れ / 中野量太 (2019)

夢見る帝国図書館

2019年 小説

図書館を舞台に、歴史や記憶を巡る物語を描く長編。

図書館歴史記憶

ムーンライト・イン

2021年 小説

都市での人間関係や孤独を描く作品。

都市孤独出会い

やさしい猫

2021年 小説

猫と人間との関係を通じて優しさや日常を描く物語。

動物共生優しさ
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] やさしい猫 (2023)

全著作

  • FUTON(2003年)
  • イトウの恋(2005年)
  • さようなら、コタツ(2005年)
  • 均ちゃんの失踪(2006年)
  • 冠・婚・葬・祭(2007年)
  • ハブテトル ハブテトラン(2008年)
  • 小さいおうち(2010年)
  • 長いお別れ(2015年)
  • 夢見る帝国図書館(2019年)
  • ムーンライト・イン(2021年)
  • やさしい猫(2021年)

翻案

  • 小さいおうち(映画化、2014年)
  • 長いお別れ(映画化、2019年)
  • やさしい猫(テレビドラマ化、2023年)

作風・主題

文体
穏やかな語り口日常描写の繊細さ歴史と記憶を織り交ぜる手法
頻出モチーフ
家族記憶家屋・室内空間日用品

評価・遺産

直木賞をはじめとする主要文学賞の受賞や映画化によって広く知られる作家。家族や日常、歴史を扱う作風は読者層が広く、映画・ドラマ化で一般にも影響を与えた。

大衆文化への影響

  • 『小さいおうち』の映画化がベルリン国際映画祭に出品されるなど国際的な注目を集めた。

豆知識

  • 父は中央大学名誉教授のフランス文学者・中島昭和、母は明治大学元教授の中島公子という学者家庭に育つ。
  • 代表作『小さいおうち』は山田洋次監督により映画化され、ベルリン国際映画祭に出品された。
  • 姉はエッセイストの中島さおり。