日本詩歌句随筆評論大賞 にほんしかくくたいしょう
第8回(2012年)
詩短歌俳句随筆評論
受賞者
3名下川敬明の詩集。題名の「鎮魂歌」が示すように、失われたものへの祈りと記憶を中心に据え、抑制された言葉で死者や傷ついた時間に向き合う。
死者と記憶へ向けた、静かな祈りの詩集。
108ページ
詩鎮魂記憶喪失祈り
帯川千の歌集。マルメロの香りという題名が喚起する果実の手触りや生活の匂いを軸に、身近な時間、記憶、感情の変化を短歌の形でとどめる。
暮らしの匂いと記憶を、マルメロの香りに託す歌集。
236ページ
短歌生活記憶果実感情
素のまま
大野素郎の句集。後年の句集『航跡』の著者プロフィールによれば、俳誌「春嶺」誌に併載する形で上梓された句集で、自然、生活、戦争の記憶などを素直なまなざしで詠んだ作品群と位置づけられる。
俳句人生の歩みを、素直な言葉で刻んだ句集。
俳句生活自然記憶春嶺