野間文芸賞 のまぶんげいしょう
ある動物の研究者である「私」は、いつのまにか先頭も最後尾も見えない奇妙な列に並んでいる。互いに疑い、羨み、出し抜こうとする人々の姿を通して、競争と比較から逃れにくい現代社会の息苦しさを不条理な寓話として描く小説です。
どこまでも続く列の中で、人はなぜ並び、何から抜け出せないのかを問われる。