野村胡堂文学賞 のむらこどうぶんがくしょう
『絵金、闇を塗る』は、土佐の絵師・絵金をめぐる時代小説。江戸で絵を学び故郷へ戻った男が、追放と流転の後に芝居絵の異様な美へ至る過程を、彼の絵に翻弄される人々の生と死から描く。
血と闇を帯びた絵が、人の運命を動かす芸術の魔力を浮かび上がらせる。