小説宝石新人賞 しょうせつほうせきしんじんしょう
電車を乗り間違えて見知らぬ町に降り立った島本は、部下から「漠市」には長くいないほうがいいと忠告される。忠告を退けて町を通り抜けた後、仕事や恋愛に幸運が続く一方で、元恋人そっくりの不可解な存在が日常に入り込み、現実の足場が静かに崩れていく。
謎の都市・漠市に触れた人々の日常が、幸運の顔をした不条理へ変わっていくホラー短編集。