高見順賞 たかみじゅんしょう
『脱けがら狩り』は、小長谷清実の詩集。失われたもの、残された殻、身体の感覚をめぐり、日常の手触りと不穏な内面を重ねる。
脱けがらを拾う行為が、失われた時間と身体の記憶を呼び戻す。
『ヴェルレーヌの余白に』は、辻征夫の詩集。ユーモアと痛ましさを同居させる平明な語り口で、余白にしか書き込めない孤独と抒情を描く。
ヴェルレーヌの余白に寄り添いながら、孤独な抒情が静かに歩き出す。