谷崎潤一郎賞 たにざきじゅんいちろうしょう
朝鮮との国境近くにある養生島で、九十代と八十代の老女が島を離れず暮らしている。過疎、海難の記憶、異国船への不安、気候の変化を背景に、海のそばで生きることの強さと孤独を描く長編小説。
島に残る二人の老女は、衰えゆく場所でなお海とともに生きることを選び続ける。