富田砕花賞 とみたさいかしょう
軽やかな題名の奥に、詩的な飛躍と現実の手触りを併せ持つ作品です。花を盗む者と象という意外な組み合わせが、日常から少し外れた想像の広がりを生みます。
花泥棒と象の取り合わせが、現実を少しだけ遠くへ連れていきます。
海と巻貝のイメージを通じて、自然、記憶、個人の時間を静かに響かせる詩集です。身近なものを見つめる視線の中に、遠い潮の気配が重なります。
海と巻貝の小さな響きから、記憶の深い時間が聞こえてきます。