若山牧水賞 わかやまぼくすいしょう
日々の断想を歌にとどめ、老い、記憶、社会へのまなざしを虚実を織り交ぜながら描く歌集。生活の実感が率直な言葉で立ち上がる。
さびしく広い人の世を、日々の断想が歌として照らす。
川野里子の歌集。日常の細部と歴史や時間へのまなざしを重ね、静かな言葉で世界の奥行きをたどる。
短歌の短い器の中で、移ろう時間と生の手触りが立ち上がる。