日本の文学賞

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7030 件の新刊

姥捨て山繁盛記
日本経済新聞出版

姥捨て山繁盛記

太田 俊明

『姥捨て山繁盛記』は、認知症で早期退職した男が、ダム建設に揺れる山村で新しい理想郷を見いだそうとする小説である。高齢化、地方の閉塞、再出発を重ねて描く。

木足(もくそく)の猿
光文社

木足(もくそく)の猿

戸南 浩平

第20回日本ミステリー文学大賞新人賞、満場一致の受賞作! 明治九年、英国人の生首が晒されるという事件が起きた。居合の達人にして左足が義足の奥井は、友の復讐のため脱藩し、横浜にたどりつく。そこで、生首事件に仇が関わっていることを知り、犯人を追うことになるのだが! 男たちの生き様が熱く、せつない!

僕は上手にしゃべれない (teens’ best selections 43)
ポプラ社

僕は上手にしゃべれない (teens’ best selections 43)

椎野 直弥

吃音に悩む中学生の悠太が、入学式の自己紹介をきっかけに追い詰められながらも、放送部の仲間や家族との関わりの中で少しずつ自分の声を取り戻していく物語。言葉が出ない苦しさと、他者のささやかな配慮の力を描く。

大脱走 (小学館文庫 あ 19-8)
小学館

大脱走 (小学館文庫 あ 19-8)

荒木 源

ブラック企業の営業現場で何とか踏みとどまる片桐いずみの前に、常識外れにマイペースな新人が現れる。理不尽な職場の空気を揺さぶる彼の存在を通じて、働くことから逃げること、逃げずに変えることの境目を描く。

終電の神様 (実業之日本社文庫)
実業之日本社

終電の神様 (実業之日本社文庫)

阿川大樹

夜の満員電車が事故で止まり、乗り合わせた人々の人生が思いがけず交差する。父の危篤に急ぐ会社員、納期に追われる技術者、危険にさらされる女性など、それぞれの切迫した時間が小さな謎と奇跡へつながっていく。

そういう生き物
集英社

そういう生き物

春見 朔子

高校時代の同級生だった二人が再会し、暮らしを共にしながら距離を縮めていく。ささやかな日常のずれを描く第40回すばる文学賞受賞作。

縫わんばならん
新潮社

縫わんばならん

古川 真人

長崎の島を舞台に、一族の来歴や記憶の断片を女性の語りで縫い合わせていく。方言の揺らぎと、過去を手繰り寄せる声の運動が重なり、土地の記憶が立ち上がる新潮新人賞受賞作。

白い衝動
講談社

白い衝動

呉 勝浩

殺人衝動を抱える少年、彼と向き合うカウンセラー、地域社会に戻った犯罪加害者をめぐり、善意と恐怖、理想と排除の葛藤を描く社会派ミステリ。

狐霊の檻 (Sunnyside Books)
小峰書店

狐霊の檻 (Sunnyside Books)

廣嶋玲子, マタジロウ

受賞作「あぐりこ」を改題して刊行された児童ファンタジー。富と権力を握る阿豪家に囚われた狐霊あぐりこを自由にするため、少女千代が命をかけて立ち向かう。