日本の文学賞

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7455 件の新刊

狐笛のかなた
理論社

狐笛のかなた

上橋 菜穂子

上橋菜穂子の『狐笛のかなた』は、人と霊狐が近く暮らす世界を舞台に、孤独な少女と少年、そして使い魔として生きる狐の運命を描くファンタジー。異界の美しさと、他者を思う痛みが深く響く。

まちがいの狂言
白水社

まちがいの狂言

高橋 康也

戦争に翻弄された男女の姿を描く戯曲。ホテルという場を通して、時代の暴力と個人の記憶が交差する。

雪沼とその周辺
新潮社

雪沼とその周辺

堀江 敏幸

山あいの町・雪沼を舞台に、廃れゆく店や工場、そこに生きる人々の時間を描く連作小説。静かな場所の記憶を通して、人生の甘苦と手触りを浮かび上がらせる。

すばらしい新世界 (中公文庫 い 3-6)
中央公論新社

すばらしい新世界 (中公文庫 い 3-6)

池澤 夏樹

『すばらしい新世界』は、旅、科学、文明論を往復しながら、二十一世紀を前にした世界の変化を見つめる池澤夏樹の作品です。好奇心と批評性が同居し、未知の土地や技術を通して、人間がどのような未来を選ぶのかを問いかけます。

満月と血とキスと (集英社文庫)
集英社

満月と血とキスと (集英社文庫)

シャーレイン・ハリス, 林 啓恵

図書館司書オーロラ・ティーガーデンが、地域社会の人間関係と殺人事件の謎に巻き込まれるコージー寄りのミステリー。親しみやすい語り口の中に、恋愛と不穏な秘密が絡む。

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)
集英社

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

高野 秀行

早稲田近くの三畳間で過ごした学生時代を、探検部や下宿の住人たちとの日々を通して描く青春エッセイ。貧しさと自由、奇妙な共同生活が、著者らしい軽やかな語りで立ち上がる。

シンセミア(上)
朝日新聞社

シンセミア(上)

阿部 和重

山形の架空の町を舞台に、血縁、暴力、宗教、噂が複雑に絡み合う長篇小説。多人数の視点と濃密な土地の気配が、現代社会の暗部を大きなうねりとして浮かび上がらせる。