日本の文学賞

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7455 件の新刊

林芙美子の昭和
新書館

林芙美子の昭和

川本 三郎

『林芙美子の昭和』は、川本三郎が林芙美子の作品と生涯を昭和の都市風景のなかに読み直す評伝。戦争協力という単純な断罪では捉えきれない作家像を、東京、放浪、映画化された小説、女性の自立といった視点から描く。

邪光
幻冬舎

邪光

牧村 泉

牧村 泉の『邪光』は、ホラーサスペンス大賞の受賞作として知られる作品。題名が示す世界を軸に、人間関係、記憶、時代の空気を描き、受賞対象としての完成度を備えている。

阿修羅ガール
新潮社

阿修羅ガール

舞城 王太郎

『阿修羅ガール』は、恋に悩む少女アイコの一人称が、殺人鬼、都市の混乱、魔界や天界まで巻き込みながら疾走する舞城王太郎の長編。暴力と妄想と青春の高揚が、過剰な文体で一気に押し寄せる。

星に帰った少女
偕成社

星に帰った少女

末吉 暁子, こみね ゆら

ママにもらったコートのポケットにあったバスの回数券から、マミ子は不思議な少女と出会う。時をこえて母と娘の心がふれあう、繊細なタイムスリップ・ファンタジーである。

The Speed of Dark
Ballantine Books

The Speed of Dark

Elizabeth Moon

近未来を舞台に、自閉症の男性が治療の選択を迫られるSF。社会の「正常」への圧力と、自己同一性のゆらぎを、一人称の内面から丁寧に描く。

寒椿 (新潮文庫)
新潮社

寒椿 (新潮文庫)

宮尾 登美子

高知の花柳界で育った四人の女性の運命を、戦争と戦後の荒波の中に描く宮尾登美子の長編。才覚と意地で生き抜こうとする女たちの人生を、愛惜をこめた語りでたどる。

そして龍太はニャーと鳴く (JUMP jBOOKS)
集英社

そして龍太はニャーと鳴く (JUMP jBOOKS)

松原 真琴, 久保 帯人

『そして龍太はニャーと鳴く』は、松原真琴による小説で、ジャンプ小説新人賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。