日本の文学賞

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7455 件の新刊

春の数えかた
新潮社

春の数えかた

日高 敏隆

動物行動学者の日高敏隆が、虫や鳥、植物が季節をどのように受け取り、生き延びているのかを身近な観察からたどるエッセイ集。生きものの行動を手がかりに、人間の暮らしや自然との距離を軽やかに問い直す。

異形の者
学研プラス

異形の者

柳 蒼二郎

『異形の者』は、柳蒼二郎による歴史小説。異形の存在を題材に、歴史伝奇の想像力と戦いの緊迫感を重ねる。

アラビアの夜の種族
KADOKAWA

アラビアの夜の種族

古川 日出男

1798年、ナポレオン艦隊の侵攻が迫るカイロを舞台に、奴隷アイユーブが歴史を覆すとされる「災厄の書」を求める長編小説。語られる物語が現実へ浸食していく、千夜一夜物語を思わせる重層的な構成を描く。

The Human Front
PS Publishing

The Human Front

Ken MacLeod, Iain M. Banks

冷戦と世界戦争が別の形で続く世界で、スコットランドの若いゲリラ兵が空飛ぶ円盤との遭遇をきっかけに戦争と革命の意味を見直していく改変歴史SF。政治風刺と冒険小説の推進力を兼ね備えた中編である。

Psychohistorical Crisis
Tor Books

Psychohistorical Crisis

Donald Kingsbury

アイザック・アシモフ的な銀河帝国と心理歴史学を換骨奪胎した長編SF。第二帝国後の世界で、記憶、予測、学問権力をめぐる危機が知的な謀略劇として展開する。

シスタ-・アンティゴネ-の暦のない墓
思潮社

シスタ-・アンティゴネ-の暦のない墓

守中 高明

ギリシア悲劇のアンティゴネーを遠く響かせながら、国家の掟と弔いの掟、忘却と記憶の対立を長篇詩として組み上げる。歴史の外に押し出された声を、ざわめく舞台として呼び戻す詩集である。

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
KADOKAWA

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

滝本 竜彦, 安倍 吉俊

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』は、滝本竜彦による小説で、角川学園小説大賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。