日本の文学賞

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7455 件の新刊

ら抜きの殺意
而立書房

ら抜きの殺意

永井 愛

永井愛の戯曲。通信販売会社を舞台に、「ら抜き言葉」を嫌う中年男性と若い上司の対立を軸として、敬語、方言、性別化された話し方をめぐる言葉と人間関係の緊張を描く。

文献方言史研究
清文堂出版

文献方言史研究

迫野 虔徳

地方語を映す古文書・古記録などの文献を読み解き、方言研究を手がかりに日本語史を捉え直す研究書。地域に残る言語資料の価値を吟味し、中央語を含む日本語の歴史を新たな視点から考察する。

Meutres Pour Memoire
Editions Flammarion

Meutres Pour Memoire

Didie Daeninckx

1961年10月17日のパリで起きたアルジェリア人への弾圧を背景に、歴史教師ロジェ・ティローの殺害を追うカダン警部の捜査を描く政治的な犯罪小説。過去の暴力と、それを隠そうとする力が現在の事件へつながっていく。

継ぐのは誰か (ハルキ文庫 こ 1-3)
角川春樹事務所

継ぐのは誰か (ハルキ文庫 こ 1-3)

小松 左京

『継ぐのは誰か?』は、人類の進化と滅亡の可能性をめぐる小松左京の長編SFです。大学都市に届く奇妙な殺人予告を発端に、人間の知性、科学技術、地球の後継者という大きな問いへ物語が広がる。

ぼくって弱虫 (小川未明文学賞大賞作品集 6)
エヌティティ出版

ぼくって弱虫 (小川未明文学賞大賞作品集 6)

北岡 克子

『ぼくって弱虫』は、兄や姉に囲まれて自分に自信を持てない少年が、次々と訪れる困難のなかでも前を向こうとする児童文学作品である。小川未明文学賞大賞を受賞した『風の鳴る夜』を加筆・改題して刊行された。

流れる家
思潮社

流れる家

片岡 文雄

『流れる家』は、片岡文雄が1997年に思潮社から刊行した第17詩集です。高知を拠点に詩作を続けた詩人の仕事の一冊で、第16回現代詩人賞を受賞しました。

モーおじさんの失踪 (扶桑社ミステリー イ 4-3)
扶桑社

モーおじさんの失踪 (扶桑社ミステリー イ 4-3)

ジャネット イヴァノヴィッチ, Janet Evanovich, 細美 遙子

保釈保証人事務所で働く賞金稼ぎのステファニー・プラムは、銃の不法所持で逮捕された町の人気者、モーおじさんが出廷せず姿を消したため、彼を探す仕事を引き受ける。新たな相棒ルーラと聞き込みを重ねるうち、麻薬密売人の死体が相次いで見つかり、事件は思いがけない危険へと転がっていく。

絶対音感
小学館

絶対音感

最相 葉月

絶対音感は、最相葉月による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

歪んだ創世記 (講談社ノベルス ツF- 1)
講談社

歪んだ創世記 (講談社ノベルス ツF- 1)

積木 鏡介

第6回メフィスト賞受賞作。 「私は確信する、空虚を嘆くべきではないと。私は空虚の意味で無なのではなく、創造者的虚無だ。その無から私自身が創造者として一切を創り出すのだ」(シュティルナー著『唯一者とその所有』より) 全ては何の脈絡も無く唐突に始まった。過去の記憶を全て奪われ、見知らぬ部屋で覚醒した私と女。 舞台は絶海の狐島。3人の惨殺死体。生存者は私と女、そして彼女を狙う正体不明の殺人鬼だけ……の筈だったのに。この島では私達が想像もつかない「何か」が起こっていたのだ。 蘇る死者、嘲笑う生首、闊歩する異形の物ども。あらゆる因果関係から排除された世界──それを冷たく照覧する超越者の眼光。 全ては全能の殺人鬼=<創造主>の膿んだ脳細胞から産まれた、歪んだ天地創造の奇跡だった。 そして……「ここはどこなの」女が存在しない口唇で尋ねる。「分からない。でもここにはあいつの邪気がない。あいつの手の届かない世界らしい」存在しない口で私は答えた。「あいつはもう2度と現れないの」彼女の不安気な問いに、私が頷く。女は存在しない男の顔を怪訝そうに覗き込んだ。「結局、あなたは誰だったの」「君は一体、誰だったんだい」私は揶揄(からか)うように問い返した。そんな事はもうどうだっていいじゃないか。もう何も彼も終わったのだから。 ……だが、まだ終わったのではなかった。真犯人はそれを知っている。本当の終焉はこれからなのだ。