日本の文学賞

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7455 件の新刊

井上成美 (新潮文庫)
新潮社

井上成美 (新潮文庫)

阿川 弘之

『井上成美』は、阿川弘之による評伝小説。人物の選択と時代の圧力を物語の推進力にし、緊張感のある展開のなかで人間の意志と孤独を描いている。

ぼくの・稲荷山戦記
講談社

ぼくの・稲荷山戦記

たつみや 章, 林 静一

裏山の稲荷山を守る家に生まれた少年が、不思議な下宿人と出会い、古墳と自然をめぐる開発の問題に向き合う児童文学。神話的な存在と現代の環境問題を結びつけた冒険譚。

群青、わが黙示: 詩集
思潮社

群青、わが黙示: 詩集

辻井 喬

『群青、わが黙示』は、戦後社会と個人の記憶を青のイメージに沈めながら、歴史への応答を長い呼吸で組み上げる詩集。思想と感覚を切り離さず、沈黙の奥に残る声をすくい上げる。

朝のガスパール
朝日新聞出版

朝のガスパール

筒井 康隆

朝のガスパール は、新聞連載と読者参加型の試みを結びつけた筒井康隆の長編である。現実、夢、コンピュータ・ネットワークが入り交じり、物語が読者との応答の中で変容していく実験性を備えている。

花に問え
中央公論新社

花に問え

瀬戸内 寂聴

瀬戸内寂聴が中世の尼僧・一遍上人ゆかりの女性像を通して、信仰、恋、老い、死を見つめる長編小説。歴史上の人物を現代的な感受性で照らし、女人の内面を深く掘り下げる。

日本探偵作家論
悠思社

日本探偵作家論

権田 萬治

『日本探偵作家論』は、戦前探偵小説の作家たちを論じた評論集。江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作らの作品世界を、妖しさと文学性の両面から読み解く。

口頭伝承論
河出書房新社

口頭伝承論

川田 順造

『口頭伝承論』は、文字に固定される以前の語りや記憶の働きを、文化人類学の視点から考察する研究である。語られる物語、儀礼、身体的な記憶を通して、人間社会が知識をどのように受け渡してきたかを問う。

昭和精神史
文藝春秋

昭和精神史

桶谷 秀昭

『昭和精神史』は、昭和という時代を思想・文学・政治の緊張関係から読み解く評論である。個人の精神史と国家・社会の変動を重ね、戦前から戦後へ続く日本人の意識の変化を追う。

浮橋
講談社

浮橋

岩橋 邦枝

岩橋邦枝『浮橋』は、過ぎ去った青春と女性の生の軌跡を、自伝的な連作長篇として描く作品。時を隔ててよみがえる男たちとの記憶が、成熟した視線で静かにたどられる。