日本の文学賞

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7455 件の新刊

断崖の年
中央公論新社

断崖の年

日野 啓三

自覚症状のないまま癌を経験した著者が、小説とエッセイの境界を行き来しながら生の感覚を見つめる作品。非現実感を帯びた身体経験が、都市的で内省的な文体によって描かれる。

エノラゲイ撃墜指令
新潮社

エノラゲイ撃墜指令

松浪 和夫

『エノラゲイ撃墜指令』は松浪和夫による作品です。広島への原爆投下をめぐる歴史の隙間に、もしもの作戦を重ねた戦争サスペンス。極秘任務に関わる人びとの緊張と、戦争末期の切迫した空気を追う。

星条旗の聞こえない部屋
講談社

星条旗の聞こえない部屋

リービ 英雄

星条旗の聞こえない部屋 は、日本語で書くことを選んだ語り手が、アメリカと日本のはざまで自己の言葉を探す小説である。異文化の距離、言語の身体感覚、記憶の揺らぎが、越境文学としての緊張を生む。

喪の途上にて: 大事故遺族の悲哀の研究
岩波書店

喪の途上にて: 大事故遺族の悲哀の研究

野田 正彰

『喪の途上にて:大事故遺族の悲哀の研究』は、大事故で家族を失った人々の悲嘆を、個人の心理だけでなく社会的文脈のなかで捉えたノンフィクションである。遺族の語りを通じて、喪失が長い時間をかけて生活と記憶に入り込む過程を考察する。

南の島のティオ
楡出版

南の島のティオ

池澤 夏樹

南の島に住む少年ティオが出会う人々と不思議な出来事を描く連作短編集。島の素朴な暮らしの中に、旅人、絵はがき、記憶、別れが静かに現れる。

飯沢匡喜劇全集 1 (1)
未来社

飯沢匡喜劇全集 1 (1)

飯沢 匡

『二号』は、飯沢匡が1954年に発表し文学座で初演された四幕の戯曲。社会の制度や男女関係に潜む矛盾を、風刺と喜劇の形で浮かび上がらせる作品で、第1回岸田演劇賞を受けた。

語りかける花
人文書院

語りかける花

志村 ふくみ

『語りかける花』は、志村ふくみによる人文書院から刊行された作品で、日本エッセイスト・クラブ賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

撃壌歌
河出書房新社

撃壌歌

吉野 光

第28回(1991年) 文藝賞受賞