日本の文学賞

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7455 件の新刊

南島文学発生論
思潮社

南島文学発生論

谷川 健一

沖縄・奄美を中心とする南島の歌謡や神話をたどり、日本文学の発生を民俗学の視点から考察する大部の評論です。古謡、祭祀、言霊の世界を読み解き、列島文学の源流を南方の文化圏へ開いていきます。

花迷宮
平凡社

花迷宮

久世 光彦

上海から来た女をめぐる謎と記憶を、久世光彦らしい映像的な感覚で描く物語。昭和の空気、異国趣味、迷宮的な人間関係が重なり、幻想味のある世界を形づくる。

背負い水
文藝春秋

背負い水

荻野 アンナ

荻野アンナ『背負い水』は、嘘、妄想、恋愛、身体感覚が軽やかに転がる芥川賞受賞作。表題作を含む短編集として、知的な遊びとブラックな笑いが独特のリズムを生む。

夕陽の河岸
新潮社

夕陽の河岸

安岡 章太郎

安岡章太郎が、伯父の死と墓地をめぐる記憶を通じて、家族史と老いの感覚を静かに掘り下げる短篇。過去を語り直す筆致に、時間の隔たりと情の濃淡がにじむ。

人間の運命 1
新潮社

人間の運命 1

芹沢 光治良

『人間の運命』は、明治・大正・昭和をまたぐ激動の時代を背景に、苦難を受け止めながら理想を失わずに生きる一人の日本人の精神史を描く大河小説である。家族、故郷、学問、社会の変化を重ね合わせ、近代日本の歩みを個人の生の内側からたどる。

A Scandal in Belgravia
Scribner

A Scandal in Belgravia

Robert Barnard

A Scandal in Belgravia は、ロバート・バーナードがシャーロック・ホームズの余韻を題名に響かせながら、現代的な犯罪小説として仕立てたミステリーである。社交界の空気、過去のしこり、機知に富む会話が絡み、古典探偵小説への愛着と皮肉が同居する。

Maximum Bob
Delacorte Press

Maximum Bob

Elmore Leonard

『Maximum Bob』はエルモア・レナードの犯罪小説。フロリダの判事ボブ・ギブスをめぐる脅迫と駆け引きを、レナードらしい会話の切れ味と乾いたユーモアで描く。