日本の文学賞

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7455 件の新刊

子供部屋
集英社

子供部屋

阿部昭

『子供部屋』は、知的障害のある兄をもつ弟の悲しみを描く、阿部昭の短編小説である。1962年の文學界新人賞受賞作で、作者のデビュー作にあたる。

風は思い出をささやいた (講談社文庫)
講談社

風は思い出をささやいた (講談社文庫)

おの ちゅうこう

『風は思い出をささやいた』は、おのちゅうこうが郷里・赤城山麓で過ごした幼い日々をもとにした連作集である。土の匂いや風景の記憶をすくい上げ、子どもの時間と故郷への思いを静かに重ねている。

九月の空 (角川文庫 緑 458-2)
KADOKAWA

九月の空 (角川文庫 緑 458-2)

高橋 三千綱

『九月の空』は、剣道に打ち込む少年の青春と、揺れ動く恋愛感情をみずみずしく描いた小説です。若さの無防備さと季節の移ろいが重なり、成長の痛みを澄んだ筆致で伝えます。

現代社会主義の省察 (岩波現代選書)
岩波書店

現代社会主義の省察 (岩波現代選書)

渓内謙

『現代社会主義の省察』は、渓内謙がソ連史研究の視点から現代社会主義の権力、制度、思想を検討する評論である。理念と現実のずれを見つめ、社会主義を歴史的経験として考察する。

夏
新潮社

中村 真一郎

『夏』は、中村真一郎の四部作「四季」の一部をなす長編で、記憶の中の季節と人間関係を精緻にたどる小説です。回想の揺れを通じて、時間の経過と感情の残響が描かれます。

ひとりぼっちの動物園
あかね書房

ひとりぼっちの動物園

灰谷 健次郎, 長 新太

動物園でひとり過ごす少年と飼育係との出会いを軸に、孤独な子どもの心が少しずつ開かれていく短編集。灰谷健次郎らしい、弱い立場の子どもへのあたたかな視線がある。

螢川
筑摩書房

螢川

宮本 輝

『螢川』は、北陸富山の春から夏へ移る季節の中で、少年の父の死と淡い初恋を描く小説です。螢の群れの美しさが、成長の痛みと喪失感を忘れがたい光景に変えています。

万葉開眼 上 (NHKブックス 313)
NHK出版

万葉開眼 上 (NHKブックス 313)

土橋 寛

『万葉開眼』は、土橋寛が万葉集の歌と言葉を歴史・民俗・信仰の広がりの中で読み解く評論である。古代文学を閉じた古典としてではなく、人びとの生活感覚や共同体の記憶に根ざす表現として捉え直す。