日本の文学賞

受賞作品一覧

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クリア

16496 件の受賞作品

空をゆく巨人

川内有緒 かわうち ありお
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
不問
選考方式
公募

現代美術家・蔡國強と、福島県いわき市で桜を植え続ける志賀忠重の友情と実践を追ったノンフィクション。震災後の土地、アート、記憶、境界を越える行動が重なり、型破りな二人の長い関係から希望を描く。

主題 ノンフィクション現代美術福島震災友情
372ページ

告白:あるPKO隊員の死・23年目の真実

旗手啓介 はたて けいすけ
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

国連平和維持活動に参加した自衛隊員の死を、長い時間を経て追ったノンフィクション。家族、同僚、組織の証言をたどり、見過ごされてきた事実に迫る。

主題 PKO自衛隊調査報道戦後日本
392ページ

安楽死を遂げるまで

宮下洋一 みやした よういち
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ
選考方式
公募

安楽死を選ぶ人々とその周囲を追い、死の自己決定をめぐる現実を描いたノンフィクション。海外取材を通じて、制度、家族、医療倫理の複雑さを浮かび上がらせる。

主題 安楽死医療倫理自己決定海外取材
356ページ

牙:アフリカゾウの「密猟組織」を追って

三浦英之 みうら ひでゆき
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
不問
選考方式
公募

アフリカゾウの密猟と象牙取引の実態を、現地取材と国際的な取引構造の追跡から描くノンフィクション。密猟組織、日本の象牙市場、保護の矛盾をつなげて問い直す。

主題 ノンフィクション密猟象牙取引アフリカゾウ環境問題
245ページ

北朝鮮 核の資金源:「国連捜査」秘録

古川勝久 ふるかわ かつひさ
カテゴリー
ノンフィクション・記録文学
受賞対象
プロ
選考方式
選考

国連安保理の専門家パネルで調査に携わった著者が、北朝鮮の核・ミサイル開発を支える資金の流れを追うノンフィクション。制裁逃れの実態を一次経験に基づいて描く。

主題 北朝鮮国連制裁核開発調査報道安全保障
464ページ

超越と実存:「無常」をめぐる仏教史

南直哉 みなみ なおや
文学賞: 小林秀雄賞
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ

仏教の中心概念である無常を、超越と実存という視点から読み直す思想的な論考。歴史的な仏教理解と、現代を生きる人間の苦悩が交差する。

主題 仏教史無常実存思想
256ページ

親が心を病んだとき

きむらともお きむら ともお
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

きむらともお「親が心を病んだとき」は、日本児童文学者協会評論新人賞の佳作に選ばれた評論。親の精神疾患という子どもにとって切実な状況をめぐり、児童文学がどのように受け止め、語りうるのかを問う題材である。

主題 児童文学評論家族精神疾患子どもの視点

還暦の麒麟――佐伯千秋『燃えよ黄の花』試論――

富中佑輔 とみなか ゆうすけ
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

富中佑輔「還暦の麒麟――佐伯千秋『燃えよ黄の花』試論――」は、日本児童文学者協会評論新人賞の佳作。佐伯千秋の『燃えよ黄の花』を読み直し、作品の成熟や批評的意義を論じる評論として記録されている。

主題 児童文学評論佐伯千秋作品論再読

なぜシャーロック・ホームズは「永遠」なのか──コンテンツツーリズム論序説

石橋正孝 いしばし まさたか
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

シャーロック・ホームズが時代を超えて読み継がれ、現実の場所を訪ねる旅を生み続ける理由を、コンテンツツーリズムの視点から論じた評論。フィクションの人物と場所が読者の行動を動かす仕組みを、ホームズ受容の歴史から考察している。

主題 シャーロック・ホームズコンテンツツーリズム文芸評論読者受容フィクションと場所

意味の在処――丹下健三と日本近代

近本洋一 ちかもと よういち
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

丹下健三の建築と戦後日本の近代化を、記念性や公共空間の思想から読み解く批評。単行本化は確認できない。

主題 建築批評日本近代丹下健三

開高健論~非当事者性というフロンティアを生きる

奥憲介 おく けんすけ
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

開高健を非当事者性という視点から読み直し、戦後文学、報道、旅、政治性の距離を考える批評。単行本化は確認できない。

主題 文芸批評開高健戦後文学

多様に異なる愚かさのために――「2.5次元」論

冨田涼介 とみた りょうすけ
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
新人
選考方式
公募

「2.5次元」をめぐる観客性、身体、キャラクター表象を論じる批評。単行本化は確認できない。

主題 2.5次元サブカルチャー演劇批評

文明開化の歌人たち―開化新題歌集を読む

青田伸夫 あおた のぶお
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

青田伸夫『文明開化の歌人たち 開化新題歌集を読む』は、日本歌人クラブ評論賞を受けた短歌評論。明治の文明開化期に生まれた新題歌を読み解き、時代の変化が短歌表現に与えた影響を検討する。

主題 短歌評論文明開化明治新題歌歌集研究
230ページ

短歌結社の未来と過去にむけて

カテゴリー
評論・批評
受賞対象
不問
選考方式
公募

短歌結社という制度と共同体の過去を振り返りながら、その未来のあり方を問う短歌評論。結社が作家を育て、批評や読者との関係を形づくってきた歴史を踏まえ、現代短歌における場の意味を考える。

主題 短歌評論短歌結社共同体批評現代短歌

砂いろの陽ざし

小島ゆかり こじま ゆかり
文学賞: 短歌研究賞
カテゴリー
短歌
受賞対象
プロ
選考方式
公募

二十首の連作として発表された短歌作品。砂の色を帯びた陽ざしのように、日常の手触りと時間の陰影を抑制された言葉で捉える。

主題 短歌連作日常

新復興論

小松理虔 こまつ りけん
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ

福島県いわき市を拠点に、震災と原発事故後の地域、食、文化、物語を考える評論。増補版では震災後十年の思考が加えられた。

主題 福島復興地域
456ページ

AI vs.教科書が読めない子どもたち

新井紀子 あらい のりこ
文学賞: 石橋湛山賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

新井紀子が人工知能プロジェクト「東ロボくん」の成果と限界を出発点に、AIが得意とする計算処理と苦手とする意味理解の差を解き明かす一冊。中高生の読解力調査を重ね合わせ、AI時代に人間が身につけるべき読解力と教育の課題を鋭く問い直している。

主題 人工知能読解力教育技術と社会
287ページ

藤原頼長の研究

柳川響 やながわ ひびき
文学賞: 窪田空穂賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

平安期の公卿・藤原頼長を、学問と言説の面から検討する研究。博士論文としての記録は確認できるが、市販書籍の ISBN は確認できない。

主題 日本史藤原頼長博士論文中世史

中世の王朝物語 享受と創造

金光桂子 かねみつ けいこ
文学賞: 関根賞
カテゴリー
評論・批評
受賞対象
プロ
選考方式
選考

中世王朝物語の享受と創造を、作品研究と物語史の視点から論じる研究書。中古文学の継承が中世にどう読み替えられ、新しい物語を生み出したかを検討する。

主題 中世王朝物語享受史国文学研究
410ページ

宣長はどのような日本を想像したか

裴寛紋 はい かんもん
文学賞: 上代文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

本居宣長の『古事記伝』が「外国」と「皇国」をどのように構成したかを読み解き、国学の古典解釈が近代以後の日本像へつながる仕組みを検討する研究書。神話解釈、地球説、固有性の問題を手がかりに、宣長学を思想史の中で捉え直す。

主題 国学本居宣長古事記伝思想史皇国
268ページ

『うつほ物語』忠こそ物語の表裏:継母による第二の讒言と承和の変

本宮洋幸 もとみや ひろゆき
文学賞: 中古文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

『うつほ物語』の忠こそを中心に、継母による讒言と承和の変の関係を読み直す中古文学研究論文。物語内の人物配置と政治史的な記憶を重ね、古典物語の表と裏にある構造を検討する。

主題 中古文学うつほ物語物語論讒言承和の変

二十八品歌の詠法:本歌取り作を中心に

田口暢之 たぐち のぶゆき
文学賞: 中世文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

『法華経』二十八品を題材とする歌の詠法を、本歌取りを中心に検討した中世文学研究論文。宗教的テキストの章立てが和歌表現へどのように移されるかを、引用と変奏の技法から読み解く。

主題 中世文学和歌法華経本歌取り詠法

「中本」受容と大島屋伝右衛門―版元、そして貸本問屋として―

松永瑠成 まつなが るせい
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
プロ
選考方式
選考

近世の中本受容を、版元であり貸本問屋でもあった大島屋伝右衛門の活動から検討する論文。出版と貸本流通の接点に注目し、戯作受容の具体相を追う。

主題 近世出版貸本問屋大島屋伝右衛門中本

宣長はどのような日本を想像したか:『古事記伝』の「皇国」

裵寛紋 はい かんもん
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

本居宣長の『古事記伝』における「皇国」の構想を、外国認識や言説の形成から読み解く研究書。宣長学が描いた日本像を思想史的に検討する。

主題 本居宣長古事記伝国学皇国
268ページ

近世初期『万葉集』の研究:北村季吟と藤原惺窩の受容と継承

大石真由香 おおいし まゆか
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

北村季吟と藤原惺窩を軸に、近世初期の地下歌壇における『万葉集』研究史を検証する研究書。本文校訂、講義、受容の系譜を資料に即して整理する。

主題 万葉集受容史北村季吟藤原惺窩近世和学
402ページ

秋成論攷:学問・文芸・交流

高松亮太 たかまつ りょうた
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

上田秋成を和学者・歌人として捉え直し、学問、文芸、交友の広がりから晩年の活動を論じる研究書。『雨月物語』の作者像を周辺資料から立体化する。

主題 上田秋成和学近世文芸交流史
368ページ

ここは、おしまいの地

こだま こだま
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
プロ
選考方式
公募

地方で暮らす著者の身体感覚と生活の違和を、率直で乾いた笑いを交えて綴るエッセイ集。私的な痛みや居場所のなさが、独特の語り口で読者に届く。

主題 エッセイ地方生活身体感覚ユーモア
248ページ

夫・車谷長吉

高橋順子 たかはし じゅんこ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
プロ
選考方式
公募

作家・車谷長吉との暮らしを、妻で詩人の高橋順子が綴った回想記。創作に向き合う夫婦の時間と、別れの記憶が静かに描かれる。

主題 回想記夫婦作家の生活喪失
277ページ

AI vs.教科書が読めない子どもたち

新井紀子 あらい のりこ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
新人
選考方式
推薦

人工知能の到達点と限界を示しながら、日本の子どもたちの読解力調査が浮かび上がらせた教育上の危機を論じる。技術論と教育論を接続した問題提起の書。

主題 人工知能読解力教育リーディングスキルテスト
287ページ

枕詞はサッちゃん 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生

内藤啓子 ないとう けいこ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
新人
選考方式
推薦

童謡「サッちゃん」の作者である阪田寛夫を、娘の視点から描く評伝的エッセイ。家族の複雑さと詩人の創作の源を、ユーモアを交えてたどる。

主題 阪田寛夫家族の記憶童謡評伝エッセイ
247ページ