作品情報
働かない魔王軍を、姫騎士との出会いが変えていく。
第32回ファンタジア大賞金賞・石踏一榮賞の受賞作を改題して刊行。カドストで ISBN と総ページ数が確認できる。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2020-04-17
- ページ数
- 324ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.7 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784040735863
- ISBN-10
- 4040735862
- 価格
- 715 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
闇堕ちから始まる魔王軍改革コメディー開幕! ぐーたら魔王・アーヴィンとカリスマ姫騎士・シーナ。『まぜるな危険』なふたりの出会いが、堕落した魔王軍を(良くも悪くも)変えていく――!? これは、はたらかない魔王軍が最強になるまでの物語……のはず。
●永松 洸志:第32回ファンタジア大賞にて「闇堕ちさせた姫騎士に魔王軍が掌握されました」で《金賞+石踏一榮賞》を受賞。同作を改題・改稿してデビュー。
レビュー
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あれこれともう一押しが欲しい
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 帯などにもあるように,コメディ寄りで楽しく,そして終盤はシリアスに盛り上げ, 最後はまた明るく締めてと,おおよそ期待通りに流れ,まとめられた印象を受けます. ただ,意味深に語られた魔王の出自や,彼が抱く葛藤はあまり膨らむことはなく, もう一押しが欲しかったところですが,本作では中途半端な要素になっていた感が. 『はたらかない』にしても,それほど無気力や放棄まではしていなかったように見え, これなら,サブタイトルに回された,改題前のタイトルでも良かったのではと思います. このほか,『魔王軍改革』を謳うなら,いっそお仕事系に特化してドタバタやるとか, さらには魔王でなくても…など,悪くはなかったものの,やや物足りなさも残りました.
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前半は良かった
魔王が緩すぎて闇落ちさせた女騎士に魔王軍が掌握される話。 コメディ部分はそれなりに楽しめた。 ややヒロインの好感度は低いものの背景を考えれば納得も出来る。 笑える部分も少なくなかった。 しかし終盤のシリアスはきつかった。 あまりに浅い策に引っかかっての敵対でドラゴンの頭が悪いとしか思えない。 それならそれできっちりと叩き潰してくれればそれなりにカタルシスも得られただろうが下手にライトノベルのテンプレに当てはめて苦戦させたのが逆に良くないと感じた。 普段だらしない主人公は見せ場でちゃんと活躍してくれるからこそだらしなさが許容されると思うのだが活躍があまりに微妙。 ヒロインの力を借りて戦うというのもテンプレではあるのだがあれだけイキって結局ヒロイン頼りかよという印象が拭えない。 というかドラゴン相手はともかく消耗しているとは人間相手にもヒロインドーピングがないと勝てないというのはかなりカタルシスが薄かった。
関連する文学賞
- ファンタジア大賞 第32回(2019年) ・金賞