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純白令嬢の諜報員 改編1.侯爵家変革期 (ファンタジア文庫)

ファンタジア大賞

純白令嬢の諜報員 改編1.侯爵家変革期 (ファンタジア文庫)

妄執

受賞時の『薄幸のロザリンド』は、刊行時に『純白令嬢の諜報員 改編1.侯爵家変革期』として書籍化された。最愛の小説世界へ転生した諜報員ラプターが、悲惨な結末を迎える令嬢ロザリンドを救うため、未来知識と謀略で物語を改編していく。

異世界転生謀略物語改変令嬢

作品情報

最強の読者が、愛した令嬢の破滅を改編する謀略ファンタジー。

第34回ファンタジア大賞金賞受賞作。受賞時タイトル『薄幸のロザリンド』から改題され、富士見ファンタジア文庫『純白令嬢の諜報員 改編1.侯爵家変革期』として2022年1月刊行。

レビュー要約

  • 小説内世界を既読の情報で攻略する構造と、破滅を避けるための暗躍が読みどころとされる。転生ものの爽快さに、謀略劇としての緊張が加わっている。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2022-01-20
ページ数
358ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.7 x 14.9 cm
ISBN-13
9784040743974
ISBN-10
4040743970
価格
737 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

全知全能の暗躍で、少女の破滅を《改編》せよ。 あらゆる任務を成功させてきた、某国最高峰の諜報員・ラプター。 彼が転生した異世界は、彼の心を唯一震わせ、そして絶望させた小説『薄幸のロザリンド』の世界そのものだった。 ゆえに彼には分かっていた。令嬢ロザリンド――物語の主人公であり、最も愛した少女が、世にも凄惨な末路を辿ることを。 「こんなバカげた結末――私が必ず変えてみせる」 どんな極秘情報さえ「作品の設定」として全て記憶しているラプター。 世界の未来さえも識っている彼は、縦横無尽の暗躍を以て、少女の破滅を〈改編〉する――! 第34回ファンタジア大賞《金賞》の謀略ファンタジー開幕!

●桜生 懐:第34回ファンタジア大賞《金賞》にてデビュー。

レビュー

  • 序盤さえ抜ければあとはずっと面白かった

    好きだった小説の世界に転移した元最高峰の諜報員が、不幸になるヒロインたちを救っていく話。 主人公である元諜報員が抜きん出て優秀なので読んでいて安心感がある。 逆に言えばピンチらしいピンチも訪れないがこの手の主人公最強作品はそれで良い。 ヒロインも最初は捻くれている態度ながら素直に救ってあげたいと思えるよう上手く描写されていた。 主人公のオタク仕草を中心に笑える場面も多い。 深いことを考えず、笑って萌えてストレスなく読める作品だった。 主人公に恋愛感情がないために恋愛要素が限りなく少ないところや主人公が本当にヒロイン二人以外をどうでもいいと思っている部分などは賛否あるだろうが個人的には突き抜けたオタクという設定に合致していてむしろこれで良かったと思う。 ただ序盤で延々小説の内容について描写されている部分についてはその段階で読むのをやめようかと思う程にだるかった。 後々それが活きてはくるのだが都度描写する方が良かったのでは。 ここは編集が仕事すべき部分では。

  • 私達が忘れていた純粋なオタク心

    作品世界に転生し、前世の能力(諜報員)×限界強火オタクの作品知識×顔の良さをフル活用して可哀想な推しを救う無双コンテンツ! 今の私はしんどいコンテンツをしんどがるしかできないオタクですが、切ない結末を迎えるお話が悲しくてどうやったらハッピーエンドになるのか一生懸命考えて自分で書いたりしていたあの頃を思い出しました…。 恋愛要素やお色気は薄めで、ロリたちの微笑ましい交流が楽しめます。 『めちゃくちゃ有能なのにヒロインを幸せにすることしか考えてない強火限界オタクのイケメン』な主人公も推せます。 女性受けする気がします。

  • 《金賞》作品にしては物足りない

    ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります とある物語の結末に絶望,その世界に入り込み,不幸なヒロインを幸せへと導くため, 『改変』ならぬ『改編』を目論む流れですが,何かにつけて説明が多く,目が滑ります. 改編に伴う,影響や異変はほとんど見られず,終盤でわずかに窮地にはなるものの, 基本的には,主人公が彼女のために好きなように動き,成功し,事を進めていくだけ. また,元は優秀な諜報員で,冷静沈着な彼が,彼女の前ではそれを保てない様子も, 振り切れておらず,ギャップで笑わせたいのか,否か,今ひとつ中途半端に感じられ, 申し訳ないのですが,「本当にこれが金賞?」と,あれこれと物足りなさが目立ちます. このほか,満足な食事を与えられていないヒロインや,傷だらけとなる主人公など, 状況と一致していない挿絵がいくつかあり,そこはしっかりと描いてほしかったです.

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