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夏目漱石ファンタジア (ファンタジア文庫)

ファンタジア大賞

夏目漱石ファンタジア (ファンタジア文庫)

零余子

戦いで死んだ夏目漱石は、森鴎外の禁断の医術によって樋口一葉の身体で蘇る。身を隠して女学校の教師となった漱石が、野口英世とともに自らの復活に絡む陰謀へ挑む文豪バトルファンタジー。

明治時代文豪陰謀蘇生学園

作品情報

樋口一葉の身体で蘇った夏目漱石が、女学校の教師として陰謀に挑む文豪バトルファンタジー。

禁断の医術で蘇った夏目漱石が、女学校の教師として野口英世とともに帝都をめぐる陰謀に立ち向かう。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2024-02-20
ページ数
342ページ
言語
日本語
サイズ
10.7 x 1.6 x 14.8 cm
ISBN-13
9784040753065
ISBN-10
4040753062
価格
792 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

帝都に舞う夏目漱石、暗躍する野口英世、そして――衝撃の問題作 西暦一九〇六年。夏目漱石、作家の自由を脅かす政府に反逆。 西暦一九一〇年。夏目漱石、暗殺。 西暦一九一一年。夏目漱石、樋口一葉の身体にて蘇生。 「――彼女の肉体に、俺の脳を移植したのか」 森鴎外による禁忌の医術を受け夏目漱石は樋口一葉の身体で蘇った。それは帝都に渦巻く闇との戦いの再開を意味していた。 誰が自分を殺したのか。どうして鴎外は漱石を蘇らせたのか。そして作家をつけ狙う殺人鬼『ブレインイーター』の正体とは。 様々な謎が見え隠れする中、漱石の協力者の筈だった野口英世が独自の思惑で動き出し――文豪バトルファンタジー開幕。

レビュー

  • 90%の史実に10%の大嘘

    受賞当時から気になっていたので即購入してみたが、素直に楽しむことができた。 が、美少女として復活した漱石と、木曜会一門のわちゃわちゃした絡みを期待すると肩透かしをくらうかもしれない。これはあくまでも「甦った夏目漱石の」物語なのだ。 (原題が「シン・夏目漱石」だったのは、シンゴジのそうしたドライな作劇を意図していたのか…? というか、虚子ともーちょい絡んでほしかったなー、とか、あの人とかあの人とかその人も出してくれよーとか、もーちょい門下と関わって欲しかった…) 閑話休題。 岩波から出ている漱石全集に収録されている漱石の日記を予習しておくと、ひな子ちゃんのくだりのあれこれが、すとんと納得できると思われる。続編にも期待。

  • 挿絵がダメ

    作品は予想通り進んでから裏切られるという形で ある種、どんでん返しのような面白味がありました。 文体は少し硬いが読みやすく、文章力の高さがうかがえる。 しかしながら、三人称一元視点でありながら神視点のように俯瞰的すぎて 少しばかり理解にラグが生まれてしまっていた部分は否めない。 されど、重厚な知識に裏打ちされた物語は程よい読後感を残して疾走していきました。 最後に挿絵がダメと申しますが、 1.最初の鏡を見る主人公ですが、鏡越しなのに髪の分け目が反転していない。 2.銃の扱いに長けている設定なのに照星と照門が眼の延長線上に来ていない(狙えていない) 絵が上手い絵師であっても仕事ならこの作家のように専門知識を調べてから描くべし。 プロ失格もいいところです。 作家ではなく絵師が足を引っ張っていると見受けました。 ――以上――

  • 夏目漱石のTS物語

    夏目漱石が武装組織の司令官になっていたり、ある事故により女性化してしまう物語。文学にもう少し突っ込んだ内容かと思っていたのですが、ライトノベルとして読みやすい内容になっていたように思います。読みやすくはありましたが夏目漱石が女性に゙なってしまったというインパクトは抜け出せなかったと思います。逆にもう少しぶっ飛んだ内容だと良かったのになあと思いました。次巻が、あるような終わり方なので、この巻のインパクトを超えることを期待します。

  • ラノベっぽくない感じがしました

    あとがきの内容的に結構、年配の方なのかなと感じました。出版に尽力いただいた方々への感謝の気持ちは伝わってきました。 キャラ紹介が史実用と虚構用があり、面白かったです。 その割に、ロボットにされたのが藤村操というのが知識ある人か文言を調べてみた人しか分からないので、読者置いてきぼりにしてるのが気になりました。 ラノベではなく一般文芸として読んだら面白かったです。

  • 野口英世がかっこいい

    ファンタジーよりSF寄り。文豪知識がいろいろ出てくるのは良かった。ただ、インパクトある冒頭を終えると前半はなかなか話が動かない。終盤になって唐突に話が展開し、アクションが増え、ミリタリーやSF的な話が多くなる。野口英世が夏目漱石よりキャラが濃いし目立っているし活躍しているので、彼が主人公でも良かったかもしれない。

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