日本の文学賞

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記憶屋 (角川ホラー文庫)

日本ホラー小説大賞

記憶屋 (角川ホラー文庫)

名梁和泉

家の二階に潜む違和感を起点に、閉じた空間と人の心の奥へ踏み込むホラー小説。日常の場所が少しずつ異界へ変わる感覚を描く。

ホラー異界心理

作品情報

家の二階に潜む違和感を起点に、閉じた空間と人の心の奥へ踏み込むホラー小説。

KADOKAWA から刊行。Amazon JP、NDL OPAC、出版社系書誌で紙書籍の ISBN を確認した。

レビュー要約

  • 物語の入りやすさと題材の切実さを評価する声がある。人物の感情に寄り添う読み方ができる一方、展開の濃さや設定の強さを重く感じる読者もいる。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2015-10-23
ページ数
304ページ
言語
日本語
サイズ
10.7 x 1.2 x 15 cm
ISBN-13
9784041035542
ISBN-10
4041035546
価格
814 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

記憶を消す怪人の正体とは? 第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作! もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうする――? 夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」――。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は、“大切なものを守るために記憶を消したい”と願う人々に出逢うのだが……。 「記憶」を消せることは、果たして救いなのだろうか――? そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とは――? 衝撃的で切ない結末に、きっと涙こぼれる。 二度読み必至の青春ノスタルジックホラー! ★第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作★ 書店員さんの支持No.1!! 「泣けました…」と感涙・絶賛の声、続々!! ・ノスタルジックホラーの名作になる予感がします。泣けるホラーとして推したいです。 ――中目黒ブックセンター 佐藤亜希子さん ・一ページも目をそらすことのできない心のゆさぶられかたでした。 ――オリオン書房 所沢店 高橋美里さん ・ミステリー要素も濃密でとても自分好みの作品でした。 ――TSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣力也さん ・恐怖感やせつなさ悲しさなどいろんな感情がこみあげてきました。 ――八重洲ブックセンター 本店 鈴木貴之さん

●織守きょうや:1980年イギリス・ロンドン生まれ。兵庫県在住。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、『霊感検定』でデビュー。2015年「記憶屋」(京谷名義)で第22回日本ホラー小説大賞の読者賞を受賞。弁護士として働く傍ら小説執筆。その他の著作に『霊感検定2』『SHELTER/CAGE』『黒野葉月は鳥籠で眠らない』がある。

レビュー

  • 素早い発送

    よいものを素早く発送してくれるのでたすかります。

  • 相手には決して届かない強い思いがとても切ない作品でした

    本作は、 「第22回日本ホラー小説大賞・読書賞受賞作」 宣伝されていますが、 おどろおどろしい展開は皆無です!笑 ホラーというよりファンタジーやジュブナイルといった分類のほうが似合うと思います! 都市伝説を扱っているからホラーなんでしょうかねー 忘れたい記憶というのは誰しもあると思います。 告白に失敗した、お酒でやらかした…… もしくは、あの人にあのことを忘れてほしい、と思うこともありますよね。 仮に、自分や誰かの記憶を消すことができたとして、 「記憶を消すことは悪なのか正義なのか?」 という空想上の問いについて考えるのが本作の妙味です。 記憶屋に依頼する人には、自分の大切な記憶を消すだけの理由がある。 その人の側にいる人は、突然、自分の居場所を1つ失う…… しみじみと切ない思いになれる一冊でした。

  • 浅くて薄い

    生きていくために消してしまいたい記憶がある。でもその記憶もその人の、そして周りにいた人の人生の一部だ。 そのモチーフはいいのだが、描かれるケースが浅くて薄すぎ、どうしても消してしまいたい記憶だというふうに共感ができない。

  • いろんな人の視点で読めて、とても良かったです。

    原作ではわからない、登場人物のその人その人の視点で読める事や、とても良かったです。

  • ホラー小説ではないが……

    読みやすい文体だったし、話も面白かった。 続編の評価は良くないようだが、読んでみようと思う。

  • 記憶を巡る、 青春ノスタルジックSFを読みたい時にオススメです(^-^*)/

    記憶を巡るSF作品であり、怖さを求めるホラー要素はないので、その点は注意が必要ですが、 そこを踏まえて読めば良い作品でした(^-^*)/ 他者の記憶を消す行為に関しては、作品にあるように例えば性犯罪被害者のトラウマはPTSDというあまりにも重大なダメージを与える場合があるので、重大なトラウマを消すためには、叶うなら是非被害者の記憶を消して下さいと僕はお願いしたいです。 そんなふうに今作品でも、記憶を様々考える登場人物たちのやり取りは、スリリング且つ面白く、感動もありました! ただ終盤は何となく予想出来たものが当たり、予想を上回らずに終わったのが少し残念(>_<) 上回るサプライズがあれば更に良い作品になっていたかと。 でも3作まで出てるので、まずは次作を如何に見せるか?繋げるか?1作目を超えるか?が楽しみで、2作目次第では更に化けそうな予感もしています! 記憶を巡る、 青春ノスタルジックSFを読みたい時にオススメです(^-^*)/

  • よみやすい

    映画の事前学習で読み始めました。 ホラー文庫だったので、怖いの嫌いな私はびっくりしましたが、スプラッタなわけでもなくすんなりと読むことができました。 続編も楽しみです。

  • これはいつの作品ですか?

    賞には疎いのですが、これって10年前の作品を再文庫化したとかではないですよね? 現代の作品として読んだからでしょうか、世界観や描写が古く感じてしまいました。 設定の基本部分は素晴らしく、これだったら本当に色々な物語を書いていけるでしょう。 ただし今作のみに限って言えば、べた褒めするほどではありませんでした。 弁護士のストーリーがピークだったかな。 幼なじみの話も悪くはないけれど、それを書いたせいで、記憶の設定の細かい部分に残された曖昧さ(前後と比較した上での設定の矛盾点)が浮き彫りになってしまったのが残念です。

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