日本ホラー小説大賞
にほんホラーしょうせつたいしょう
日本の公募新人文学賞。
- 創設年
- 1994
- 主催
- 株式会社KADOKAWA、一般財団法人角川文化振興財団
- カテゴリー
- ジャンル小説
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 9〜10月頃
- 発表時期
- 3〜4月頃
- 賞のステータス
- 終了
説明
1994年に角川書店とフジテレビジョンにより設立され、KADOKAWAと角川文化振興財団が主催するホラー小説の新人文学賞。第2回~第18回は長編部門と短編部門に分かれ、最優秀作が大賞に選出。第19回以降は大賞・優秀賞・読者賞を選出。第25回(2018年)を最後に横溝正史ミステリ大賞と統合され「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」として再編。
賞品
- 主賞品
- 大賞受賞作は単行本として刊行、読者賞受賞作は角川ホラー文庫より刊行
- 出版契約
- テレビドラマ化や映画化の可能性
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 一次選考 | 編集部による書類選考 | — | — |
| 二次選考 | 審査委員による最終選考 | — | — |
| 読者賞選考 | モニター審査員(一般読者)による選考 | — | — |
関連の賞
- 横溝正史ミステリ大賞
- 横溝正史ミステリ&ホラー大賞
公式情報
https://kadobun.jp/awards/yokomizo/過去の受賞者
秋竹サラダ「魔物・ドライブ・Xデー」は、日本ホラー小説大賞の大賞および読者賞を受けた作品で、改題後『祭火小夜の後悔』として刊行された。心霊現象を封じる力を持つ少女をめぐり、怪異、青春、バトルの要素を重ねるエンターテインメント性の高いホラーである。
怪異を封じる少女の後悔が、青春ホラーとして走り出す。
福士俊哉「ピラミッドの怪物」は、日本ホラー小説大賞の大賞受賞作で、刊行時には『黒いピラミッド』として書籍化された。考古学的な謎と古代から続く恐怖を組み合わせ、スケールの大きな冒険ホラーとして展開する。
古代の謎が現代へ迫る、スケールの大きな考古学ホラー。
秋竹サラダ「魔物・ドライブ・Xデー」は、読者賞としても記録される同一受賞作。刊行時の『祭火小夜の後悔』では、怪異を封じる少女の力と後悔を軸に、速度感のある青春ホラーとして再構成されている。
読者賞にも選ばれた、怪異と少女の後悔をめぐる青春ホラー。
田井庸介「呪エルアイドル -Jewel Idol-」は、日本ホラー小説大賞の候補作として記録される作品。アイドルという現代的な題材に呪いのイメージを重ねたタイトルで、エンターテインメント寄りのホラー企画として読み取れる。
アイドルの輝きに呪いを重ねる、候補作として記録されたホラー。
宮下空子「結い言」は、日本ホラー小説大賞の候補作として記録される作品。言葉を結ぶという題名の含みから、人の関係や約束に潜む不穏さを想起させるホラー作品として位置づけられる。
言葉を結ぶ行為の奥にある不穏さを思わせる候補作。
「文字列の幽霊」は、刊行時に『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』へ改題されたホラー小説です。霊が見えるが霊に弱い新人作家と、霊感はないが霊に強い編集者が、怪音声を発する霊の謎を追い、噂と物語が怪異を形づくる構造に近づいていきます。
怖がり作家と最恐編集者が、怪音声を発する霊の正体を追う受賞作。
『迷い家』は、東京大空襲後に疎開した少年・冬野心造が、行方不明になった妹を探して山中の巨大な屋敷へ迷い込む怪奇冒険小説です。民話や妖怪、霊宝を封じた異界としての屋敷を舞台に、戦時の喪失と怪異の活劇性が重ねられます。
山のお屋敷は人をとる。戦時の少年が妖と霊宝の迷い家を進む怪奇冒険。
「竹之山の斜陽」は、刊行時に『ハラサキ』へ改題されたホラー小説です。結婚を控えた百崎日向が失われた記憶をたどって故郷の竹之山を訪れ、人気のない異界の町と黒い影に追い詰められながら、過去に隠された恐怖へ近づいていきます。
失われた記憶を追って戻った故郷が、逃げ場のない異界へ変わる。
袖引庸平の「足跡」は、第24回日本ホラー小説大賞の最終候補作として記録されている作品です。公開情報で確認できる範囲では、受賞作としての刊行予定や単行本・文庫化の記録は見当たりませんでした。
第24回日本ホラー小説大賞の最終候補に残った、未刊行確認の候補作。
『黄昏色の炎と213号室の雫』は、坊木椎哉による小説で、2016年の優秀賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
坊木椎哉の『黄昏色の炎と213号室の雫』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
『【夜葬】』は、最東対地による小説で、2016年の読者賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
最東対地の『【夜葬】』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
『TOKYO木』は、藤村伊実による小説で、2016年の候補対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
藤村伊実の『TOKYO木』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
『少年たちの七不思議』は、嶋田一榮による小説で、2016年の候補対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
嶋田一榮の『少年たちの七不思議』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
『ラストノート』は、茜由岐による小説で、2016年の候補対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
茜由岐の『ラストノート』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
正体のつかめない怪異が家族の生活に侵入し、日常の不安を増幅させていくホラー小説。民俗的な怖さと家庭内の緊張が絡み合い、最後まで圧迫感を保つ。
正体のつかめない怪異が家族の生活に侵入し、日常の不安を増幅させていくホラー小説。
家の二階に潜む違和感を起点に、閉じた空間と人の心の奥へ踏み込むホラー小説。日常の場所が少しずつ異界へ変わる感覚を描く。
家の二階に潜む違和感を起点に、閉じた空間と人の心の奥へ踏み込むホラー小説。
大切な記憶を消す存在をめぐり、喪失と恋、過去への執着を描く青春ミステリ。忘れることが救いになるのかという問いを、切ない人間関係の中で見つめる。
大切な記憶を消す存在をめぐり、喪失と恋、過去への執着を描く青春ミステリ。
毒を帯びた少女像を中心に、痛み、執着、危うい魅力を描くホラー系の候補作。受賞一覧で作品名は確認できるが、単独書籍としての刊行情報は限定的である。
毒を帯びた少女像を中心に、痛み、執着、危うい魅力を描くホラー系の候補作。
『死呪の島』は雪富千晶紀による作品で、大賞として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
雪富千晶紀『死呪の島』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『牛家』は岩城裕明による作品で、佳作として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
岩城裕明『牛家』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『ON』は内藤了による作品で、読者賞として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
内藤了『ON』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『Bスタジオにようこそ』は星野安則による作品で、候補として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
星野安則『Bスタジオにようこそ』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『大舩さま』は後藤敬による作品で、候補として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
後藤敬『大舩さま』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
無気力な語り手が拾った小さな蟹との奇妙な共同生活を描くホラー小説。蟹は人語を理解し、何でも食べる存在として、日常の愛らしさと不穏さを同時に増幅していく。
かにみそは、受賞作として評価された主題を読みやすい物語または詩歌の形で届ける作品です。
死者の魂をよりよい来世へ導く役目を負った少女を描くホラー小説。死後の世界を制度化した設定の中で、任務として死に寄り添うことの孤独と、避けられない別れの感触が静かに迫る。
十五歳で先導者となった少女は、死者を導く最初の任務に向き合う。
幽霊が見えてしまう怖がりの大学生・八神森司が、片想いの相手こよみのいるオカルト研究会で怪異相談に巻き込まれていく青春ホラー。怖さと恋愛のもどかしさ、大学サークルの軽やかさを組み合わせたシリーズ第1作。
怖がりなのに霊が見える青年が、恋と怪異のためにオカルト研究会へ足を踏み入れる。
人間の記憶や感情を学習する異形の生物ヌメリヒトモドキを研究する語り手が、亡き妻を取り戻そうと飼育にのめり込んでいく。悲嘆と執着が、湿った異物感をともなって破滅へ向かうホラー。
最愛の人を取り戻したい願いが、異形の生を育ててしまう。
『お初の繭』は、一路晃司による作品。日常の裂け目から恐怖を立ち上げ、違和感が真相へ変わっていく過程を描くホラー小説。
『お初の繭』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。
『バイロケーション』は、法条遥による作品。日常の裂け目から恐怖を立ち上げ、違和感が真相へ変わっていく過程を描くホラー小説。
『バイロケーション』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。
南の島を訪れた男が密林で異様な変容に巻き込まれていくホラー小説。身体の変化と空腹、孤立が重なり、人間であることの境界を不穏に揺さぶる。
『化身』は、宮ノ川顕の持ち味が表れた受賞作である。
「嘘神」の声に導かれた者たちが非情な状況へ追い込まれていくホラー小説。嘘、信仰、恐怖が絡み、逃げ場のない心理的圧迫が物語を動かす。
『嘘神』は、三田村志郎の持ち味が表れた受賞作である。
『庵堂三兄弟の聖職』は真藤順丈による作品で、日本ホラー小説大賞で大賞に選ばれた。角川書店から2008年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。
『庵堂三兄弟の聖職』
『粘膜人間』は飴村行による作品で、日本ホラー小説大賞で受賞に選ばれた。角川書店から2008年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。
『粘膜人間』
『生き屏風』は田辺青蛙による作品で、日本ホラー小説大賞で受賞に選ばれた。角川書店から2008年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。
『生き屏風』
少年時代に異界の夜市へ迷い込んだ裕司が、弟と引き換えに野球の才能を得た記憶へ向き合う表題作を中心とする幻想ホラー。日常のすぐ隣にある不思議な場所が、罪悪感と喪失を静かに浮かび上がらせる。
夜市で買った才能の代償が、少年時代の罪悪感を呼び戻す。
ビデオカメラを回すたびに人の死へ遭遇する男を描く長編ホラー。偶然なのか、仕組まれた出来事なのかが曖昧なまま、都市の風景と主人公の空虚さが重なっていく。
ビデオを回すたびに死が映り込む、都市型の不穏なホラー。
古い家屋での奇妙な体験を発端に、グロテスクで不条理な世界へ引き込まれる短編ホラー集。表題作は現実の手触りを保ちながら、理屈では割り切れない違和感を増幅させていく。
古い家屋での誘いが、日常を不条理な恐怖へ変えていく。
記憶を消す研究に関わった元バンドボーカルの男が、消したはずの過去と死んだはずの同級生の影に追われる長編ホラー。記憶の欠落が現実認識を崩し、事件の輪郭を不穏に変えていく。
忘却を望んだ男の前に、消したはずの記憶が別の恐怖となって戻ってくる。
京都の花街で舞妓として初めて店に出る儀式の日、過去に死んだ少女の霊が姿を現す表題作を中心にしたホラー短編集。祇園の制度や記憶を背景に、華やかさの陰に潜む怨念を描く。
晴れの儀式の日、花街の記憶から死者の影が立ち上がる。
『黒い家』は、貴志 祐介による角川書店から1997年に刊行された作品で、日本ホラー小説大賞の受賞作として知られる。ホラー小説・新人文学賞の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。
日本ホラー小説大賞で評価された『黒い家』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。
『レフトハンド』は、中井 拓志による角川書店から1997年に刊行された作品で、日本ホラー小説大賞の受賞作として知られる。ホラー小説・新人文学賞の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。
日本ホラー小説大賞で評価された『レフトハンド』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。
『D-ブリッジ・テープ』は、沙藤一樹による角川書店から1997年に刊行された作品で、日本ホラー小説大賞の受賞作として知られる。ホラー小説・新人文学賞の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。
日本ホラー小説大賞で評価された『D-ブリッジ・テープ』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。
芹沢準による『郵便屋』は、japan-horror-novel-grand-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。
芹沢準の『郵便屋』を、受賞作としての文脈から紹介します。
カシュウ・タツミによる『HYBRID』は、japan-horror-novel-grand-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。
カシュウ・タツミの『HYBRID』を、受賞作としての文脈から紹介します。
坂東眞砂子による『蟲』は、japan-horror-novel-grand-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。
坂東眞砂子の『蟲』を、受賞作としての文脈から紹介します。