死に髪の棲む家 (角川ホラー文庫)
因習に囚われた一族の屋敷で、髪と死をめぐる怪奇探偵小説が展開する。
作品情報
髪を口に詰める因習が怪事件へつながる。
第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。文庫として刊行された。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2024-10-25
- ページ数
- 368ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.5 x 1.3 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784041153802
- ISBN-10
- 4041153808
- 価格
- 880 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
口に髪が入ったら死がやってくる。因習に囚われた一族を巡る怪奇探偵小説! 幽霊作家(ゴーストライター)の仕事のため出雲秋泰が訪ねた素封家の屋敷には、死者の口に毛髪を詰めるという奇妙な因習があった。折しも屋敷では身元不明の老人が髪の毛で首を吊る怪事件が発生、秋泰は死体の番をせよと裏山の番屋に閉じ込められる。翌朝、床を人毛が埋め尽くし、死体は別人に入れ替わっていた! これは怪異か人の悪意か、すべてを説明する推理は存在するのか? 息もつかせぬ第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。
●織部 泰助:1990年生まれ、福岡市出身。書店員。西南学院大学法学部法律学科卒業。2024年、『死に髪の棲む家』で第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<読者賞>を受賞。
レビュー
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何度でも読み返したくなる
伏線が各所にちりばめられているので、通読厳禁です。結果が早く知りたい人も我慢して精読しましょう。 ホラー小説というより、推理小説。とにかく楽しめます。
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アイデアに筆が追い付いていない。
トリックや最後のどんでん返しなど、すごいと思うが、一読して膝を打つにならないのは文章がわかりづらいから。キャラのたった刑事や、相棒の無妙なども活かしきれていない。犯人が登場時からばれてしまうのもエラリー・クイーンっぽいところ。成長が楽しみと考えるべき?
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最後までひっくり返されます
こういう探偵さん、好きですね。シャーロック然り、御手洗清然り、天才で高慢、探偵はこうでなくちゃ。 最後の最後まで油断できません。でも推理がどんどん変わるので、頭がついて行けませんでした・・・。読み終わった時に、読み応えあったなあ~という満足間の後に、でも探偵さんの言った言葉を思い起こすと、なんか矛盾を感じましたが、ま、良いのかな。面白かったから。
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因習家をつくったのかな
やや読みづらいところもあったけどとてもおもしろかった。 スマホやテープレコーダーが出てくる現代が舞台なのに、事件が起きた場所は封建的な旧家、事件の背後には一人の男がつくった悪習、悪霊の存在を思わせる事件の数々、怪談師を名乗る探偵や偉いけど話が分かる刑事まで現れ酩酊感を覚えてそれが心地良い。
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普通のミステリ作品かな
舞台は現代なんだけど何故か頭に思い浮かぶ映像はテレビドラマの金田一耕助の時代の昭和初期だった。 ホラー感はなくミステリ小説だなと、そして全体的に読みやすいのか読みにくいのか最後まではっきりしなかった。 でも内容はどんでん返しとまではいかないかもしれないが、まだあったのかという感じで面白く読めた。 シリーズ化も出来るだろうけど怪談師の無妙はどうなるのかしら?とも思った。 連ドラだと間延びしそうだけど2時間ドラマだったら良さそうかなと思った。
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ぜひ続編を
怪異と現実がうまく混じり合っていて、最後の最後まで面白かったです! 無妙とセンセのやりとりが軽快で楽しく、脇役の刑事二人もいい味出してます。 途中、「シリーズとあるのに、その後7年も続編が出ていない」という台詞がありますが、先生自身のことでしょうか(笑) 根気強く待ちますので、どうかこちらもシリーズとして続編を出していただけますように!
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横溝正史系ホラーミステリー
犬神家の一族や八つ墓村を彷彿とさせる山奥の旧家に伝わる因習にまつわるミステリー。 この手の話に有りがちな、登場人物の多さや一読しただけでは解らない複雑なトリックなど、一気に読ませる様なスピード感は無いがこの手の話が好きな読者には刺さると思う。
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ドラマやアニメ向きかと
ホラー+ミステリとしては十分、角川ホラー文庫としても十分でしたが、突き抜けたものはなかったです。早々ドラマ化かアニメ化しそう、そういう印象。