日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
九月の空 (角川文庫 緑 458-2)

芥川龍之介賞

九月の空 (角川文庫 緑 458-2)

高橋三千綱

『九月の空』は、剣道に打ち込む少年の青春と、揺れ動く恋愛感情をみずみずしく描いた小説です。若さの無防備さと季節の移ろいが重なり、成長の痛みを澄んだ筆致で伝えます。

人間関係時代の空気内面描写

作品情報

『九月の空』は、小説の枠組みの中で、人間関係と時代の空気を印象的に浮かび上がらせる作品です。

『九月の空』は、高橋三千綱の作風を伝える小説です。人物や言葉の動きを通じて、人間関係、時代の空気、内面描写を結びつけ、受賞作にふさわしい凝縮された読後感を残します。書籍識別子については単行本・文庫・短編集として確認できたものだけを採用し、掲載誌や雑誌号の番号は除外しています。

レビュー要約

  • 受賞作として、題材の選び方と文体の密度を評価する読みが中心にある。一方で、時代背景や形式への理解を求めるため、静かに読み込む作品として受け止められやすい。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1978-05-01
ページ数
262ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784041458020
ISBN-10
4041458021
価格
3 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

剣道へのひたむきな想い。性への憧れと反発。家族への理由のない苛立ち。十五歳の少年勇の心は揺れ動きながらも、今、大きくはばたこうとしている…。青春を爽やかに謳いあげ芥川賞受賞!(高野三郎)

レビュー

  • 中学生の時に読んだ本

    昔を思い出しました

  • 楽しい内容

  • おもしろい

    問題を提起して解答で閉じるという常道から小説を解き放った、川を下流から上流へたどる感のある小説だ。 人生がまさにこれに他ならないが、その意味から、つまり人生のありように脚色を加えないという点で他に例の思いつかない作品だ。 最近の新人が右へ倣えでやる言いっぱなしがあるが、あれとは根本的に違う。 あるいは似ているとしたら、あっちはテニヲハの類いの“言いっぱなし”に対して、こっちはもっと徹底してリアルな“語りっぱなし”か。 多少類型的で面倒くさくはあるが繊細な描写は面白く、一方で人生・社会への向き合い方が男っぽいのがまた面白い。 ただいかにも創作っぽい場面に白けることがないではない。

  • 青春の味は面の中の汗の味

    高校時代の夏休みの読書感想用に読んでいた青春の思い出です。剣道やっている息子が高校受験の夏に、一緒に読めれたらと思い購入しました。

  • 爽快な青春生活に感情移入できず

    30年くらい前に買って読んだ当時の空気感みたいなのが本書に残ってて、久しぶりに取り出してみた。タイトルと、剣道に打ち込む勇という主人公はいいが、じつはさほど努力しなくても強いし、不器用に見えて周りは女子に囲まれてるわでなんかいい青春送ってんなーとあまり入れ込めなかった。

  • 九月の空 (1978年) 高橋 三千綱 初版本(直筆サイン入りのはずが、サイン無し)

    画像では、高橋三千綱先生のサイン入りの画像が掲載されていたので購入を決めたのですが、届いた商品にはサインも何も全くございませんでした。どういうことでしょう? 商品を間違えて発送したのか、それとも消費者に対し、サイン無しの商品であるにも関わらず、あたかもサイン入り商品のように思わせる「虚偽の誇大広告」を掲載したのか、非常に残念でなりません。高橋先生には特別な思い入れが有るので、尚更残念に思いました。どういうことかご確認の上、ご説明を希望致します。場合によっては、正しい本来の「高橋先生のサイン入り初版本との交換」を希望致します。(送料はそちら負担での無償交換)。よろしくお願い致します。

  • 青春!

    凛とした緊張感が懐かしい

  • 剣道をする人にはいいかも

    何とも言えない空気感。剣道をする人にはわかる作品なのでしょう。

関連する文学賞