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黒猫の愛読書 I -THE BLACK CAT’S CODEX- 隠された闇の系譜 (角川スニーカー文庫 209-1)

スニーカー大賞

黒猫の愛読書 I -THE BLACK CAT’S CODEX- 隠された闇の系譜 (角川スニーカー文庫 209-1)

藤本柊一

本の声を聞く少女と、本をめぐる謎を追う青年が出会うグリモワール・ファンタジーです。魔導書の秘密、図書館の不穏な空気、少女の能力が絡み、古書と魔術の物語として展開します。

魔導書図書館少女の能力

作品情報

本と会話できる少女の前に、危険な魔導書の謎が立ち上がります。

第12回スニーカー大賞優秀賞受賞作を改稿して刊行された文庫です。本の声を聞く少女・綴と、本の探偵を名乗る青年が、借りた者を死へ導く本の謎に踏み込みます。

レビュー要約

  • 本と魔術を結びつけた設定、少女と青年の関係性、軽快なライトノベルらしい読みやすさに反応が集まります。シリーズ導入として世界観を楽しむ読者が多い作品です。

書籍情報

出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-09-01
ページ数
327ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784044741013
ISBN-10
4044741018
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

書物と会話できる少女・綴の前に現れた謎めいた美青年・コウ。自らを〝本の探偵〟と名乗る彼は、綴の特異能力を使って、ある本の調査に手を貸してくれと告げる。だが、それは16世紀から続く魔術戦争の始まりだった!!

レビュー

  • 女性視点でのラノベ

    おそらく女性作者なんでしょう。 おおむね女性視点で書かれており、女性向けと言った感じがしました。 男から見たら可愛げのないイラストや、男性キャラの上半身裸とかw 女性読者層を狙ったサービスを感じられます。 スニーカーとしては、新たな層を狙った作品かもしれません。 しかし、男性読者には引かれて、女性読者にはアピールできていない気がするんですが。 どっちとらずの中途半端な戦略にはまったのではないだろうか・・ よくもなく、悪くもない作品と言う感じですが。 何か足りないきがする。何かはわからないですが、トータルとして盛り上がらないと言う感じか。 あるいはピークといった部分が見当たらない気もして、うまいのにいまいち満足感が足りない。 また、本の声が聞こえると言うスキルは、ストーリーで大きな意味があったのだろうか? と言う気がする。 「ぼくの地球を守って」のヒロインが植物の声が聞こえる。と言うのを容姿も含めてパクッたのかな。 あと、女性向けには珍しい、クトゥルー世界観が入っています。 あえて、クトゥルー的なワードは使われていませんが。 映画ナインズゲートのラノベ版と言った感を受けました。

  • 魔導書ファンタジー、第1巻です!

    ゙本の声゙を聞く能力を持つ内気な文学少女・綴が、ある日出会っだ本の探偵゙と自称する黒衣の美青年・コウに、謎の書物『N断章』の調査に協力しろと告げられ事件に巻き込まれていく、という話です。 今回は『嵐が丘』を主軸に事件が起こります。『嵐が丘・下』を借りた者は謎の死を遂げる――この事実から物語は動いていきます。 主人公は内気でメガネっ娘で、友達ば本゙だけなんだけど、美青年と話すと自分の妄想に浸って暴走してしまう姿に思わず笑ってしまいました(笑) 話の内容は私にはちょっと難しく理解が追い付かなかった部分もあったんですが、テンポ良く展開が進み、戦闘シーンでもハラハラさせられて、飽きることなく、いっきに読むことができました。 たコウや友人のこまちと関わった事で人間として少し成長した綴がステキでした。 続きが楽しみの小説です。ぜひオススメです(^_^)v

  • 本が持つ影響力の大きさ

    “書物と会話できる”能力を持つ少女・紙村綴。図書委員の彼女は返却日が過ぎているのに返ってきていない『嵐が丘・下』の行方を調査することに。そんな折、綴の身辺に“本の探偵”を名乗る謎めいた美青年、猫目コウが現れる。なぜか綴や綴の祖母を知る彼は『N断章』という書物の調査をしていた。その調査に綴の能力が必要だと告げる彼。戸惑う綴だが周辺で様々な事件・事故が起こる。それらは綴にも無関係でなく―― 主人公がある日突然、非日常的な事態に巻き込まれるタイプの内容で、物語の構成が非常に練られている作品。『嵐が丘』と『N断章』、それぞれ別に調査しているもの何らかの関係はあるんだろうなとは思っていましたが、その交わり方が絶妙。物語のタイトルも最後まで読むことで、納得させられるものです。いつもどおりの生活から急に戦闘に巻き込まれるなどの変化もすごい。しかし設定を詰めすぎたかなという感じが。たとえば事情を全く知らない綴にコウが所属しているある組織やこれまでの戦いについての説明があるのですが、それが長め……順調に進んでいた物語の流れに急ブレーキがかかったようになります。それまでの展開が緊迫したものだっただけに。また魔術・魔道書と実在の作品の本についての描写が行き来する為、流し読みなどはオススメできません。一瞬戸惑いそうにということが…… 本が大好きな少女、物語のストーリー・設定に似た真実、しかも『嵐が丘』ということで、読んでいてとあるライトノベルシリーズがよぎってしまいました。途中の魔術などの描写はまた別のライトノベルシリーズが……。読了後もその印象が拭えなかったので勝手ながら星3つとさせていただきました。

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