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ヒマツリ ガール・ミーツ・火猿 (角川スニーカー文庫 230-1)

スニーカー大賞

ヒマツリ ガール・ミーツ・火猿 (角川スニーカー文庫 230-1)

春日部タケル

「バトルカーニバル・オブ・猿」は、刊行時に『ヒマツリ ガール・ミーツ・火猿』へ改題された妖怪バトル小説です。女子高生の花村祭が、喋る猿のぬいぐるみに宿る大妖怪の力と出会い、人外の勢力が交錯する世界で戦いへ踏み出していきます。

妖怪バトル学園変身

作品情報

喋るぬいぐるみに宿る火猿が、平凡な少女を人外の戦いへ導く。

花村祭は、喋る猿のぬいぐるみサンジュと暮らす女子高生。消えた同級生を捜しに夜の街へ出た彼女は、突然の怪異に襲われる。サンジュに宿る大妖怪・火猿の力が祭を覚醒させ、人間界を揺るがす妖怪と機械生命体の争いへ巻き込んでいく。

レビュー要約

  • 妖怪と機械生命体が入り混じる設定を、勢いのあるアクションとして楽しむ読者が多い。主人公の覚醒と軽快な語り口が魅力で、シリーズ導入として読みやすい一方、派手な設定の密度に好みが分かれる。

書籍情報

出版社
角川書店
発売日
2010-12-01
ページ数
301ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784044748296
ISBN-10
4044748292
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

ドジッ娘属性の花村祭は、喋る猿のぬいぐるみサンジュと暮らす女子高生。しかし消えた同級生を捜しに街に出た祭は、突然の怪異に襲われる! 絶体絶命のなかサンジュに宿る大妖怪《火猿》が、祭を覚醒に導く――!

レビュー

  • 少年漫画風バトルモノ!!

    とにかくドジっ娘な主人公「花村祭」と喋る赤い猿のぬいぐるみ「サンジュ」が、とある事件に巻き込まれる所から物語が始まります。 この世界には人間に知られること無く、機械生命体「マキナリア」。 そして、妖怪「枷人」が滞在しており、人間を含めた3種族の争いに祭は巻き込まれていくわけです。 といった感じで、物語が進んでいきます。 この物語の魅力は「少年漫画っぽいバトル展開」と「祭とサンジュ」の関係でしょう。 作者のあとがきでも書いてありましたが、少年漫画っぽいものということで、確かにお話の展開やバトルっぽさは少年漫画のノリで描かれてると思います! 自分は王道バトルモノの展開(仲間のピンチに主人公が助けに来るとか)が好きなので、ワクワクしながら読まさせてもらいました! ただのバトルだけに留まらず、メインの2人「祭」と「サンジュ」の関係がちゃんと描かれていて良かったです♪ 最初なので色々なキャラが登場しますが、メインの2人について掘り下げて描いてあったので、お互いを想う気持ちとか出会うに至った過去なんかでより物語に入り込めました! 欲を言えば、バトル自体のワクワク感がもっとあれば良かったかなぁと思います! 殴る蹴るだけでなく、異能の力を活かした戦いもみてみたい所です。 非常に続きが気になる感じで終わるので、2巻が早く読みたいっ! 少年漫画っぽいバトルモノが好きな方にオススメな一冊です!!

  • 戦闘シーンがタリぃんだよぉぉぉぉっ!!!

    『ヒマツリ ガール・ミーツ・火猿』です。 ありがちな異能力バトルものです。主人公サイドの力は火ですし。 少年マンガ的な熱血を取り入れたバトル描写や中二病まっただなかのサンジュのツンデレぶりなどはそれなりだったと思います。 欠点も多いです。 キャラ三人以上だとどの台詞が誰の発したものか分からなくなります。主役二人以外のキャラはいまいち立っていると言い難かったです。 肝心のバトルシーンは、ザコも中ボスも何もなく、最初から同じ敵ばかり登場する上に、展開がスピード感に欠けました。つべこべ言ってばかり。 少年漫画的なものを目指すといっても、良い部分だけを取り入れればいいのに、悪い部分まで継承しちゃっているのが残念です。これだったら、ラノベなんか読まないで普通に少年漫画を読んだ方がマシになるのではないでしょうか。 評価は★3です。

  • 王道

    壊滅的なドジっ子(なにやら体に秘密あり)のヒロインと、やたらと口は悪いがどうみてもツンデレですありがとうございましたなパートナー(お猿のぬいぐるみ。ただし本体はイケメン)の二人による少年漫画的王道アクション。 設定、物語展開ともにこの手の作品の共通言語で語られる為、非常にとっつきやすいのが特徴。ただし、所々に見られる「定型外し」な要素があまり上手く機能していない気がしました。 売り文句のような熱血アクションを期待していると、余裕ぶっこきまくりのヒーローが格下相手にさんざん俺TUEEEEEしたあげく、あっさり油断をつかれたりするので正直あまり盛り上がりませんでした。ドジっ子ヒロインが憑依合体で大暴れ!というコンセプトもいまいち成功しているとはいいがたいですね。 王道ゆえのよさ、みたいな物は確かにあるので、細かい欠点が気にならなければそれなりに楽しめると思います。それこそ少年漫画を読むような感覚で。 格好いいババアの存在や本文イラストの出来の良さを考慮して、甘めに評価して星4つ。2巻以降の成長に期待します。

  • ベタさが面白要素の物語

    女子高校生・花村祭が7年前から持つ赤い猿のぬいぐるみサンジュは、自分で動いて話す。当時は色々あって不思議に思いながらも受け入れてしまったので、もういまは違和感がなく一緒に暮らしている。 そんな変わった部分と、異常なまでにドジで運動音痴だということを除いては、ふつうの少女だったはずなのに、夜の公園で人を襲う少年に出会い、その少年をサンジュが祭に乗り移って撃退したことで、平穏な日常は様相をがらりと変えてしまう。 サンジュが実は火猿という名前であり、魔遊庭という異世界に住んでいた枷人という種族であり、同じ様な異世界・マキナガーデンに住むマキナリアという種族と仲が悪いという。その原因には、マキナリアに寄生する粘性機群という存在を抑制する効果が、枷人の死んだあとに残る灰にあるとか何とか。 よく分からないながらも、とにかくすごい力を持った奴らに狙われることになり、ふつうならば逃げ出したくなっちゃいそうなものだけれど、祭は少しふつうと違っていて、結局は自分から渦中に飛び込んで行ってしまうことになるのだ。 熱血バカの火猿と、ドジだけどある意味ですごく強い祭が遭遇するバトルアクションあり、学校での友情物語あり、そして影の黒幕や謎の美人お姉さんがいたりするベタさが面白要素の物語。今回は、ヒーロー登場、そして月日は流れ…という感じで2巻に続きそうです。

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