作品情報
『眼鏡屋は夕ぐれのため』は、佐藤弓生の表現が受賞によって広く注目された作品である。
『眼鏡屋は夕ぐれのため』は、佐藤弓生による歌集で、角川短歌賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。 角川書店の刊行情報で単行本・文庫・作品集として確認できるため、受賞作そのものを収録する書籍として扱う。
レビュー要約
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刊行形態と受賞歴から、作品のジャンル性と作者の特色を伝える一作として受け止められている。短い形式の作品では凝縮された表現、小説や評論では主題への踏み込みが読みどころになる。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2006-11-01
- ページ数
- 131ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784046218162
- ISBN-10
- 4046218169
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌
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レビュー
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若い頃に憧れた歌人の方の初期歌集
若い頃に短歌を始めた頃、角川短歌賞をご受賞され憧れの歌人さんであった。表題歌がとても好きです。文語で切り取る日常や世界観は、独特のものがあり、声高に何かを言うのではなく、静かに確かに訴える力を持つ作品が収録されています。
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粘性のなさ温度の低さ
普通なら受け流してしまう日常を、サクっと切り取ってサラっと歌ってしまうという感じです。過剰な情は入ってこない、のでしっかりと眼を開いて読まないと、どんどんこぼれていってしまう。その粘性のなさが心地よいのです。以下、目に留まった歌をいくつか。 ★水に降る雪のごとくにこなぐすりこころに受けてやがて忘れぬ ★もうわたしは朝の光りだ聞こえない人魚の歌が窓辺にさわぐ ★草原が薄目をあけるおりおりの水おと ここも銀河のほとり ★青空が折りたたまれてあるまひる曲がり角とはいたましい場所 ★風を聞く 踵をなくしてしまうまで帰るところが海と知るまで
関連する文学賞
- 角川短歌賞 第47回(2001年) ・受賞