作品情報
時のむこうへは、受賞作として評価された主題を読みやすい物語または詩歌の形で届ける作品です。
佐波洋子の第5歌集。満州で別れた生母の記憶と死を起点に、昭和という時間、家族、日々の移ろいを短歌でたどる。 受賞歴のある作品として、題材の切実さと文章の手触りを軸に読ませる。
レビュー要約
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題材への向き合い方と読み終えた後に残る余韻が評価されている。派手な展開よりも、人物や言葉の積み重ねを味わう読者に届きやすい。
書籍情報
- 出版社
- 角川学芸出版
- 発売日
- 2012-07-24
- ページ数
- 202ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784046218636
- ISBN-10
- 4046218630
- 価格
- 106 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
満州で別れた生母の死。生前十回ほどしか会わなかった生母との長い昭和が終わった。母を時間の向こうへ帰すことで、この世のことは「無」の中に組み込まれる。日々の移ろいのなかで、不変の時をとらえた第5歌集。
昭和18年中国瀋陽市生まれ。「かりん」所属。著書に『光をわけて』、『秋草冬草』、『羽觴のつばさ』などがある。
関連する文学賞
- 日本歌人クラブ賞 第40回(2013年) ・受賞