作品情報
日光、月光、花の光。巡礼と日常のなかで、季語の現場に立つ句集。
平成17年から22年までの作品を収めた句集。四国八十八ヶ所や西国坂東秩父百ヶ寺への巡拝、桜花巡礼、父母への思慕などが、黒田杏子の俳句の核をなす行動性と結びついている。角川学芸出版の単行本として刊行確認できる。
レビュー要約
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選評では、情熱的な行動力と日常を飾らず句にする力が評価されている。桜や巡礼への傾倒が作品の叙情を支え、作者の生の姿勢が句集全体に通っていると読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 角川学芸出版
- 発売日
- 2010-11-26
- ページ数
- 302ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784046523440
- ISBN-10
- 4046523441
- 価格
- 2600 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
平成17年から22年までの作品700句を掲載。惜しみなく季語の現場に立ち、句作にうち込んだ日々。句縁、地縁を深めながら、「軽み」を極めていく杏子俳句の真髄がここに!
昭和13年東京生まれ。山口青邨に師事し「夏草」入会。昭和57年、句集『木の椅子』で現代俳句女流賞、俳人協会新人賞受賞。平成2年、俳誌「藍生」創刊主宰。平成7年『一木一草』で俳人協会賞受賞。「日経俳壇」選者。著書に『季語の記憶』『証言・昭和の俳句』他多数。
レビュー
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杏子先生の真骨頂
蛇笏賞受賞作。 初夢の向うから来る我に逢ふ 花満ちてゆく鈴の音の湧くやうに 平板な写生句ではなく、軽さと重さの同居する世界。 蛇笏賞も当然だろう。
関連する文学賞
- 蛇笏賞 第45回(2011年) ・受賞