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運命に愛されてごめんなさい。 (電撃文庫)

電撃小説大賞

運命に愛されてごめんなさい。 (電撃文庫)

うわみくるま

書籍情報

出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2015-02-10
ページ数
312ページ
言語
日本語
サイズ
10.8 x 1.7 x 15 cm
ISBN-13
9784048692663
ISBN-10
4048692666
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

運命はこの僕を選んだのさ! 運命に愛された僕とドライな美少女転校生で贈る、波乱の学園盛衰物語!! 我が校には運命力学に従って、毎週月曜日に転校生がやってくる。そして彼らは転校初日に全校生徒の前で予言を口にする。どうして? それが運命だからさ! そんなことより重要なのは、その週にやってきた転校生・シイナの予言だ。なんと僕・皐月純が今月中に生徒会長になるらしい! ひゃっほぅ!! これで学校中のかわいい女の子は僕のものだぜ!! ところが、そうはさせじと現生徒会長・五十嵐優美センパイが予言の阻止に動き出す。でも、いくら運命に抗おうとしたってだめだよ。僕のシイナの予言によって、バラ色の未来は約束されてるんだから! はっはっは、運命に愛されてごめんなさ「純くんうるさいし気持ち悪いし臭いので口を閉じててもらえますか?」……こらシイナ、僕が喋ってるのに割り込まないでよ!

レビュー

  • 電波な作品かと思いきや

    電撃21回金賞作。 電波な設定、おバカなあらすじ、と思って読むと運命力学に沿って見事に華麗な着地をした、 風刺とSFと社会心理学の三題噺な、予言によって強力に発生するバタフライエフェクトと、それに抗う物語。 「目には見えない色んなもの」を描いた作品なので、「運命力」が何か、 説明は結構あちこちでされているけど別に気にしなくても別の形で楽しめる。 他の方の感想を見るに、多分、そんな作品です。 読みながら、(読者の胃袋が)平和な田中ロミオの「灼熱の小早川さん」だなあ、と思っていました。 ストーリーのために設定が作られているのでかなりぶっ飛んでるけど、 中身はツッコミどころがあまりない、かなり地に足の付いた話だったのが意外な作品でした。

  • 良かった

    内容は深くは言えないが 主人公の境遇がとても面白かったと思う!

  • 読み始めた時からオチは予想通りでしたが

    それでも設定も面白いし キャラの造形もよくできてるし とても面白く読めました 今後この作者さんの作品に期待しております

  • 徹底的にお下劣な主人公のキャラクターと勢いのある展開は良いが、勢いに任せすぎて細部が粗い

    第21回電撃小説大賞「金賞」受賞作 物語は主人公皐月純の通う白滝学園に一人の転校生がやってくる場面から始まる 白滝学園には毎週一人の転校生がやって来ては全校集会の場で転校生のみが持つ 「運命力」によってどれだけ無茶な内容でも実現される予言を下す慣わしがあった その日やってきた転校生四一七(シイナ)が下した予言は「今月末日に生徒会長の 席に座っているのは皐月純」というものであった。最低な性格のお陰でクラスメイトの 北上聡士以外に友だちがいない純が生徒会長になるという、とんでもない予言は 現生徒会長の五十嵐優美を大いに焦らせる事に。生徒会長になったらあれもしたい、 これもしたいと聡士と妄想に耽っていた純は突然風紀委員から五十嵐会長のパンツを 盗んだという容疑を掛けられ拘束されてしまうが… うん、こういう徹頭徹尾バカでお調子者で品性下劣な主人公は割りと好きだなあw 主人公の純は上の条件を完璧に満たす最低人間だが、出てくるキャラクターが 序盤から純にパンツ泥棒というあからさまな冤罪を吹っかけて投獄する権力の亡者 五十嵐会長をはじめ、どいつもこいつも純と似たり寄ったりのお下劣な性格を全開にして 自分の権力欲に踊りまくる狂騒劇という仕立てで勢いで読ませるタイプの作品 「 僕の学園生活はまだ始まったばかりだ! (ファミ通文庫) 」とか 「 オレのリベンジがヒロインを全員倒す! (スーパーダッシュ文庫) 」とか 最近では「 クズと金貨のクオリディア (ダッシュエックス文庫) 」とかの 最低人間がドンチャン騒ぎを繰り広げるタイプの作品が好きな方には向いた雰囲気かと その系統でも本作は「権力欲」を軸にしている点が特徴 物語の方は権力を乱用しまくって自分の地位を守ろうとする五十嵐会長率いる生徒会の 傘下にある風紀委員や部活連合を相手に回して、姑息なネガティブキャンペーンで 対抗して味方を増やした純が一大決戦に挑む前半と見事に五十嵐体制を倒して権力を 奪った純が絶頂を極めたと思ったら転落していく後半に分けられる。この前後半で 見事なコントラストを見せる展開は「あっという間に大金持ちになったと思ったら、 調子に乗り過ぎて最後は元の素寒貧」という「こち亀」の両さんがよく見せてくれる パターンに近いかな? ただ、勢いで読ませるのは良いのだけど、逆に言えば勢い任せに過ぎる部分はかなり難 「転校生の予言は何故成就するのか?」、「そもそも『運命力』って何?」、「『運命力』は 武器になったり、戦車を動かすエネルギーになったりするけど、その原理は?」という 細かい部分はまるで説明が無いし、オチも「これが運命だ!」という一言で押し通す かなり無茶な力技でまとめている感じは否めないかと 主人公の最低なお下劣ぶりや勢い任せのドタバタ劇を楽しみたいという方には楽しめる かもしれないが、細かい部分の説明不足や強引な展開が気になるというタイプの読者には 色々な部分が引っ掛かって素直に楽しめない可能性もある。そういった意味では読む人を 選ぶタイプの一冊である事を踏まえて手を出すべきかな?

  • ご都合主義な「運命」が毎週 転校生とともにやってくる面白さ キャラも面白く

    毎週、転校生の「運命」のおつげに全校生徒が振り回されるラノベ 2巻が出ているのを知ってからこの巻を読んだのですが 新人の作品なんですね あらすじは、ある全寮制の学園で毎週 転校生がお告げのような 予告をし、それが実際に起こってしまうという設定になっています。 そして4月17日の転校生のお告げは、あるどうしようもない 生徒が生徒会長になるというお告げで、当然生徒会長は それを阻止しようとする という話です。 まさにラノベですね、キャラがわかりずらいのは新人ならではですが それ以上に設定のくだらなさが面白すぎです。また、めずらしく 女の子の魅力で話を進めてゆくのではなく、身勝手な主人公と あきれる行動が面白く、これまたコミカルなラノベで面白いです。 さすがに新人で最初は読みづらかったのですが、それ以上に 設定の妙と主人公そして転校生のシイナの面白さにひかれる この作品、さすが金賞というのが納得です

  • 圧倒的コメディ!ノリと勢いで読み切れ!

    第21回 電撃小説大賞金賞受賞作品。 この作品を一言で表すなら「頭が悪い」という感じでした。 内容は、「運命力学」という新たな力?が存在する白滝学園で、寮生活をする主人公、皐月純は転校生のシイナから「皐月純は今月中に生徒会長になる」という予言を与えられる。白滝学園では転校生の予言は100%の命中率を誇り、この予言を阻止しようする現生徒会長と実現させようとする皐月純のドタバタコメディです。 前述に「頭が悪い」と言った理由に設定が整っていないということがあります。運命力学など話の要となっている部分にも関わらず、詳細は割と不明です。 しかし、その設定に詳細を気にず、大体のノリと勢いで読むのが、この作品の楽しみ方なのではないかと思います。内容もキャラクターも非常に明快であるため、軽快なテンポで作品を堪能することができ、一気に読み切る事が出来ました。 最後もお決まりの様なラスト、だからと言って嫌いにはなれない、ライトノベルの「ライト」の部分を全面に押し出したような、笑いを誘うそんな作品でした。 I'm sorry !!! I'm loved by destiny !!!

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